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“徹底マーク”に苦戦も…アーセナルの攻撃を牽引するサカ「進歩、向上、改善し続けるだけ」

2023.11.27

アーセナルの攻撃で中心的役割を担うサカ [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカが、今シーズンここまでの戦いについて言及した。26日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 昨シーズンはプレミアリーグで合計248日間も首位に君臨しながら、最終盤の失速で優勝を逃したアーセナル。雪辱を期す今シーズンはここまで13試合を消化し9勝3分1敗の成績で勝ち点「30」を獲得。現地時間25日に行われた第13節でブレントフォードに競り勝ったことにより、今シーズン初めて首位に立つこととなった。

 まずまずの序盤戦を過ごしているアーセナルだが、失点数がリーグ最少を誇っている一方で、攻撃面に関しては昨シーズンほどの脅威を与えることができていないとの指摘もある。実際に同クラブのここまでの得点数「27」はトップ8の中で3番目に低い数値となっており、昨シーズンのリーグ戦最初の13試合で挙げた「32」得点を下回っている。右ウイング(WG)の主軸としてここまで今シーズンここまで公式戦通算6ゴール9アシストをマークしているサカは、チームの攻撃面に関して次のように分析している。

「僕は多くの試合で2人の選手と対峙しているように感じている。それは逆サイドのガビ(ガブリエウ・マルティネッリ)にとっても同じだし、どの試合でも起こっていることだよ。僕は全ての試合を振り返り、解決策と改善できる箇所を探している。結局のところ、今シーズンはこうした状況になることを理解しなくてはならないし、対処する必要がある。それこそが僕がやり続けなければならないことだ」

 最大のストロングポイントでもある“両翼”を徹底マークされ、チャンスメイクに苦労する試合も多い今シーズンのアーセナル。それでもサカは「僕らは良い結果を残しているし、リーグのトップにいる。これからもチームとして進歩、向上、改善し続けるだけだ」と強調。そのうえで「怪我をしている選手も何人かいるが、彼らも戻ってくる予定だ。これからも僕たちが前進し、良い結果を残せることを願っているよ」と今後への意気込みを示した。

 アーセナルはミドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、現地時間12月2日に控える次節ではウルヴァーハンプトン(ウルブス)を本拠地に迎える。

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By サッカーキング編集部

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