シュトゥットガルトで活躍中の伊藤洋輝 [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトは27日、日本代表DF伊藤洋輝の負傷について発表した。
クラブの発表によると、伊藤は現地時間25日に行われたブンデスリーガ第12節フランクフルト戦(2-1○)の試合終盤に筋肉系のケガを負ったとのこと。負傷箇所の詳細や全治期間については明かされていないが、少なくとも年内に行われる全ての公式戦を欠場することが発表されている。また、伊藤は日本に帰国し、治療とリハビリを行うことになるようだ。
1999年5月12日生まれで現在24歳の伊藤はジュビロ磐田の下部組織出身で、2018年2月にトップチームへ昇格。その後は名古屋グランパスへのレンタルを経験しつつ同クラブで主力として活躍し、2021年夏にシュトゥットガルトへ期限付きで加入した。初年度から公式戦31試合に出場すると、翌年夏には完全移籍への移行が発表。今シーズンは左サイドバック(SB)の主力としてここまでブンデスリーガで12試合、DFBポカールで2試合に出場している。
伊藤が欠場することとなる年内の公式戦5試合には、DFBポカール・ラウンド16のドルトムント戦をはじめ、リーグ戦では首位レヴァークーゼンおよび2位バイエルンとの直接対決が含まれている。27日のドイツ紙『ビルト』は、強豪相手の重要な試合を最終ラインの主力を欠いた状態で戦うことについて「シュトゥットガルトにとっては苦しいニュースだ」と報じている。
なお、シュトゥットガルトのファビアン・ヴォルゲムトSD(スポーツディレクター)は伊藤の負傷について「ヒロキの負傷はフランクフルト戦の勝利に影を落とすこととなった。彼はサッカーの能力、そしてメンタル面においても我々にとって非常に重要な選手だ。負傷によって、我々は長期間に渡って彼を欠いた状態での戦いを余儀なくされることとなる。ヒロキの一日も早い回復を願っている」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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