トッテナムの新キャプテンに選ばれたソン・フンミン [写真]=Getty Images
トッテナムは12日、韓国代表FWソン・フンミンがクラブキャプテンに就任したことをクラブ公式サイトで発表した。
トッテナムでは2015年から元フランス代表GKウーゴ・ロリスが腕章を巻いてきたが、同選手は今夏の移籍市場での退団が濃厚。プレシーズンツアーではイングランド代表FWハリー・ケインがチームを率いてきたが、生え抜きのエースは12日、1億ユーロ(約159億円)の移籍金を置き土産にバイエルンへと旅立った。
そこでアンジェ・ポステコグルー新監督は、韓国代表でも主将を務めるソンを新たなキャプテンに指名した。2015年夏にレヴァークーゼンから加入して以降、公式戦通算372試合の出場で145ゴールをマーク。2021-22シーズンにアジア人史上初となるプレミアリーグ得点王に輝くなど、“スパーズ”の攻撃をケインとともにけん引し続けてきた。
ソンは発表に際し、トッテナムのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。新シーズンに向けての意気込みを示した。
「このビッグクラブでキャプテンを務めることは、とても名誉なことだ。(任命されたときは)大きな驚きだったし、とても誇らしい瞬間だった。選手たちには、ピッチの中でも外でも、誰もがキャプテンとしての自覚を持つべきだと言っているんだ。新しいシーズンで、新たなスタートを切る。この腕章とユニフォームにすべてを捧げるよ」
また、ポステコグルー監督もソンの主将就任についてコメント。「ソニーはピッチ内外で素晴らしいリーダーシップを発揮しており、新キャプテンとして申し分ない選択だ。彼がワールドクラスの選手であることは誰もが知っているし、ドレッシングルームの誰からも尊敬されている」と、ソンのリーダーシップに太鼓判を押している。
なお、副キャプテンにはアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、新加入のイングランド代表MFジェームズ・マディソンの2人が就任する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト