昨季と比べてゴール数が激減した今季…ソン・フンミンが苦しんだ理由を明かす

　トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが今シーズンを振り返り、自身が不調に陥った理由を明かした。14日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　昨季のリーグ戦では23ゴールを記録したものの、今季はリーグ戦10ゴールにとどまったソン・フンミン。また、チームも、プレミアリーグで8位フィニッシュとファンの期待に応える結果を残すことはできなかった。

　昨季の輝きを失うこととなったソン・フンミンは、韓国メディア『朝鮮放送』で、今季について「かなり苦労した」と語り、自身が不調に陥った理由については「これを公に話すのはためらうが、実は腰に痛みを抱えていた。痛みに耐えながら9カ月間ほどプレーしていた」と明かした。さらに「パスをしたり、方向転換したりするとき、すべて腰を中心にして動く。その腰に痛みがあったので、通常の60パーセントほどのパフォーマンスしか発揮できなかった。結局、シーズンが終わった後には、手術を受けた」と続け、ケガに苦しんだシーズンだったことを明かしつつ、今季の終了後には手術に踏み切ったことも明かした。

　思うような結果を残すことができなかった今季だが、トッテナムは来季に向けてすでに準備を進めており、新指揮官としてアンジェ・ポステコグルー監督を招へいした。ソン・フンミンは新指揮官についても言及し、「レヴィ会長から『彼はポジティブなメンタリティと速くて攻撃的なプレースタイルをもたらしてくれる』と聞いた。来季に向けて準備を進める中で、彼がチームに加わってくれることにとても興奮している」と期待を寄せた。