現在は古巣ドルトムントでアシスタントコーチを務めているシャヒン氏 [写真]=Getty Images
日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトが、現在35歳のヌリ・シャヒン氏を次期監督候補にリストアップした模様だ。13日、オランダメディア『Voetbal International』が伝えている。
トルコ系ドイツ人で元トルコ代表のシャヒン氏は、ボルシア・ドルトムントの下部組織出身であるボルシア・ドルトムントII出身。ドルトムントやレアル・マドリード、リヴァプール(ローン移籍)、ブレーメンといった数々の名門クラブでプレーし、2021年10月に当時所属していたアンタルヤスポルの監督に正式就任する形で現役を引退した。
フェイエノールトは、現在チームを率いているアルネ・スロット監督の今季限りでの退任と、来季のリヴァプール指揮官就任がほぼ確実視されている。そこで、後任候補として白羽の矢が立ったのがシャヒン氏だった。なお、シャヒン氏は2007-08シーズンのみローン移籍でフェイエノールトに所属した過去がある。
『Voetbal International』によると、フェイエノールトのゼネラル・マネージャー(GM)兼テクニカル・ディレクター(TD)のデニス・デ・クローゼ氏は「“監督”というのはチームで最も重要なポジション。私にとって新監督の任命は単なる業務ではない。今後数週間にわたってじっくりと方向性を定め、社内で協議する」とコメント。複数候補者の中にシャヒン氏の名前もある模様だ。
今年1月からは、古巣ドルトムントでアシスタントコーチを務めているシャヒン氏。アンタルヤスポルで選手兼任監督として約1年、監督として約1年半を経て、フェイエノールトを率いることになるのだろうか。また、フェイエノールトの次期監督が誰に決まるかという件は、上田の同クラブでの将来にも大きく影響しそうだ。
By サッカーキング編集部
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