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パラグアイ代表指揮官が日本代表へのリスペクトを強調「W杯に匹敵するような真摯な姿勢で臨んだ」

2025.10.10

日本代表戦を振り返ったアルファロ監督[写真]=金田慎平

 パラグアイ代表を率いるグスタボ・アルファロ監督が、キリンチャレンジカップ2025日本代表戦後の会見に出席した。

 パラグアイ代表は10日、パナソニックスタジアム吹田にて日本代表と対戦。21分に日本DFの背後を取ったミゲル・アルミロンが先制点を奪ったが、26分に同点に追いつかれる。後半は日本のペースで試合が進む中、64分にディエゴ・ゴメスが勝ち越し弾を記録。しかし、試合終了間際の後半アディショナルタイムに上田綺世のゴールを許し、勝利を逃す結果となった。

 試合後の会見に臨んだアルファロ監督は、「今日は素晴らしい試合になったと思う。異なるスタイルを持つ2つのチームが対戦したが、私たちは日本代表を素晴らしいチームだと思っているし、大いにリスペクトしている」とコメント。同指揮官はカタールW杯直前の2022年9月にエクアドル代表監督として日本代表と対戦しており、「その時よりもさらに進化を遂げているという風に感じた」と日本の成長を評価した。

 また、南米からの長距離移動による影響について「万全な状態で臨めたわけではなかった」と認めつつも、「試合終盤に追いつかれ、選手たちは非常に残念そうで、悔しそうな表情を浮かべていた」と振り返った。さらに、「今日の試合にはW杯に匹敵するような真摯な姿勢で臨んだし、選手たちにもそのようなメンタリティを求めている」と語り、チームが高いモチベーションで臨んでいたことを明かしている。

 前半については「マークの部分で少し苦しんだところがあり、2対1の状況を何度も作られてしまった」と反省点を語ると、ハーフタイムに行った修正点にも言及。「(MFの)アンドレス・クバスをより中央でプレーさせ、日本の攻撃をコントロールできるようにした。それによって、日本からボール奪った際にカウンターを仕掛けられるようにした」と説明した。

 さらに攻撃のパターンに関しては「サイドバック(SB)から攻撃を開始し、日本のシャドーやSBの間のスペースを利用しながら背後を狙う形で試合を進めた」と戦術的な狙いを語っている。

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By サッカーキング編集部

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