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「入ったと思わなかった」強烈ミドルの小川航基、同点弾の上田綺世に闘志燃やす「負ける気はない」

2025.10.10

 衝撃的なミドルシュートを決めた日本代表FW小川航基NEC/オランダ)がパラグアイ代表戦を振り返った。

 10日、日本代表キリンチャレンジカップ2025パラグアイ代表と対戦。FIFAワールドカップ26出場国との対戦となった中、2度のビハインドを受けることとなった。21分にミゲル・アルミロンに一瞬の隙を突かれ先制を許した日本だったが、26分には小川がボックス手前から右足一閃。強烈なブレ球ミドルがゴールに飛ぶと、GKロベルト・フェルナンデスがセーブ。しかし、手を弾いたボールがそのままネットを揺らし、日本が同点に追いついた。

 日本代表通算10点目を記録した小川。11試合目での到達は、釜本邦茂氏の記録を超え、日本代表最速記録となった。試合後のフラッシュインタビューに応じた小川は、シュートについて「正直入ったと思わなくて、自陣に戻ろうとした入っていたので良かったです」とコメント。本人も驚きのゴールだったようだ。

 また、後半に勝ち越しを許したものの、後半アディショナルタイムにはライバルでもあるFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)が起死回生の同点ゴールを記録。上田について小川は「彼はクオリティのある選手で、いつも彼から動き出しの部分などを学ばせてもらっています。負ける気はないので、自分が一番だと思ってこれからもやっていきたいです」と、闘志を燃やしていた。

9月のアメリカ遠征ではメキシコ代表、アメリカ代表を相手にノーゴールに終わっていた中、今回のシリーズは得点力がポイントに。「どんな形でもボールをゴールに捩じ込むということを意識していました」と語った小川は「2得点を日本として取れたことは良かったですが、結果として勝つことはできなかったので課題の残る試合だったと思います」と、ゴールは生まれたものの結果が残せなかったことを反省した。

 ワールドカップ本大会まで残り8カ月。「まだまだ8カ月あるので、しっかりとチーム力を上げて、個人としては毎試合毎試合、日々取り組んでいければと思います」と、さらなる成長を誓った。

 日本代表は、14日には東京スタジアム(味の素スタジアム)でブラジル代表と対戦。地上波ではテレビ朝日系列で生中継、ネットでもABEMA、Tverでライブ配信される。

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By サッカーキング編集部

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