パラグアイ代表戦を振り返った森保監督[写真]=金田慎平
日本代表を率いる森保一監督が、国際親善試合のパラグアイ代表戦を振り返った。
日本代表は10日、パナソニックスタジアム吹田で『キリンチャレンジカップ2025』のパラグアイ代表と対戦。FIFAワールドカップ南アフリカ2010のラウンド16でPK戦で敗北して以降は4連勝中と、苦手とする南米勢の中では比較的相性の良い相手となった。
試合は、パラグアイ代表のミゲル・アルミロンに先制点を奪われるも、5分後に小川航基の強烈なミドルシュートで同点。後半に入り、再びパラグアイ代表にリードを奪われたが、後半アディショナルタイムに上田綺世がヘディングシュートを押し込み、2-2の引き分けに終わっている。
試合後のフラッシュインタビューに応じた森保監督は、「ホームだったので勝利を皆さんにお届けできなかったのは残念ですが、手たちは2回リードされた中でも『自分たちは追いつくんだ。試合をひっくり返すんだ』という気持ちで戦った姿勢は伝わったかなと思います」とコメント。さらに「サポーターの皆さんの応援があったからこそ、最後まで戦えたと思うので、感謝を申し上げたいと思います」と、応援に駆けつけたサポーターへの感謝を述べた。
さらにこの試合ではオランダでプレーする2人のFWの小川と上田が揃って得点。指揮官は「我々が得点を期待するFWが点を取ってくれたことは、チームとしてチャレンジ精神を深め、積み上げにつながると思う」と手応えを語っている。
次戦、日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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