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W杯史上初めて2度リードを守り切れず…オランダ代表指揮官「日本は素晴らしいチーム」

2026.06.15

オランダ代表を率いるクーマン監督 [写真]=Getty Images

 オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が、FIFAワールドカップ2026初戦の日本代表戦を振り返った。オランダ紙『テレグラフ』が伝えている。

 FIFAワールドカップ2026・グループF第1節が14日に行われ、日本代表オランダ代表が対戦。51分にフィルジル・ファン・ダイクが先制点を決めると、57分に中村敬斗が同点弾を奪ったものの、64分にクリセンシオ・サマーフィルが再び勝ち越しゴールを挙げた。それでも、89分にはコーナーキックから小川航基のヘディング弾が最後は鎌田大地に当たってネットを揺らし、2-2のドローに終わった。

 なお、データサイト『OPTA』によると、2度のリードを手にしながら、W杯で勝利を逃したのはオランダ代表史上初の出来事になったという。

 試合後、クーマン監督は「2度もリードして勝てなかったのだから、少し残念だ」と落胆を口にしつつ、「一方で、日本にも多くのチャンスがあったので、この結果は受け入れられる。両チームとも素晴らしい試合だった」と振り返りながら、日本代表のゲームプランには困惑させられたことも明かした。

「日本を分析すると、常にハイプレスをかけるチームだ。しかし、この試合ではそれがほとんど見られなかった。多くの選手がボールの後ろに下がって待っていた。その点では、彼らは少し臆病だった。そのため、我々はスペースを見つけることが非常に困難だった」

 また、81分にネイサン・アケを投入してリードを守り切る形に変えたことが裏目になったことを指摘されたクーマン監督は「サイドからのプレッシャーが全くなくなっていたので、ネイサン・アケを投入した。何度も簡単に圧倒されてしまった。守備は良かったけど、残念ながら2点目を許してしまった」と語りながら、次のようにその意図に言及した。

「クリセンシオ・サマーフィルはイエローカードを受けたので交代させた。メンフィス(・デパイ)を投入したのは、ボールコントロールに長けた選手が必要だったからだ。そうすれば、ゴールから離れて守備を安定させることができる。後から考えると、この采配について様々な意見があるだろうけど、これは監督が下した決断だ」

 そして、「失望はしていない」ことを強調したクーマン監督は「チームは全力を尽くし、時折素晴らしいプレーを見せてくれた。私たちはオランダだから簡単に勝てると思いがちだけど、日本は単純に素晴らしいチームだよ」とコメントしている。

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