ドイツ代表FWマクシミリアン・バイアー[写真]=Getty Images
ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントは現地時間12日、ホッフェンハイムからドイツ代表FWマクシミリアン・バイアーを獲得したことを発表した。
現在21歳のバイアーはホッフェンハイムの下部組織出身で、2020年2月にクラブの最年少出場記録を更新してトップチームデビューを飾った。2021-22シーズンから2年間ハノーファーへレンタル移籍した後、2023年夏にホッフェンハイムへ復帰すると、昨シーズンは公式戦35試合出場16ゴール3アシストを記録し、今年の2月、3月にはブンデスリーガの「Rookie of the Month(月間最優秀若手賞)」に選出された。また、同じく3月にはドイツ代表に初招集され、今夏のEUROのメンバーにも選出されていた。
ドルトムントのスポーツディレクター、セバスティアン・ケール氏は、クラブ公式サイトで「マキシは(ウェストハムへ移籍した)ニクラス・フュルクルクの退団後、我々の最大のターゲットだった。彼はまだ若いにも関わらず、ピッチ上で非常に自信に満ちた振る舞いを見せ、素晴らしいスピードを持ち、走り続け、相手にとってゴールの脅威となる存在になっている。また、複数のポジションや様々なシステムでプレーできる多彩な能力も持っている。彼にはさらなる成長の余地があり、我々は彼がさらに優れた選手になるよう手助けするつもりだ。彼は地に足のついた人物で、成長しようという意欲があり、その勤勉さと献身性はドルトムントにぴったりな性格だ」とバイアーの評価を語った。
また、バイアーは「自分のキャリアの次の大きなステップを踏み出すことができて、本当にワクワクしています。ドルトムントと初めて話をした瞬間から、彼らが本当に自分をここに連れて来たいと望んでくれていることが分かり、素晴らしい気分になりました。ヨーロッパのトップクラスのチームでプレーできることを誇りに思いますし、サポーターの皆さんに笑顔を届けられる日が待ちきれません。クラブの目標は自分と同じです。タイトルを獲得する。そのために全力を尽くします」とコメントしている。
昨季のエース、ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクはウェストハムへ移籍したが、シュトゥットガルトから昨季ブンデスリーガ得点ランキング2位のギニア代表FWセール・ギラシ、そして、同ランキング5位の16ゴールを決めたFWバイアーを獲得したドルトムント。来季は新たな強力攻撃陣でタイトル奪還を目指す。
By サッカーキング編集部
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