今夏マインツに移籍した佐野海舟 [写真]=金田慎平
マインツを率いるボー・ヘンリクセン監督が、今夏チームに加わった日本代表MF佐野海舟を評価した。11日、ドイツ誌『kicker』がコメントを伝えた。
今夏に鹿島アントラーズからマインツへ完全移籍した佐野は、7月中旬に不同意性交の容疑により国内で逮捕されたものの、不起訴処分で8月1日からマインツに合流。5日の紅白戦では45分間プレーした。
プレシーズン最終戦となった10日のモンペリエ(フランス)戦では60分間プレーし、チームは3-1で勝利。ヘンリクセン監督は試合後、佐野について「佐野海舟はまだ控えめすぎる。彼は本当にいいサッカー選手だ。だからこそ、彼はもっとボールを要求する必要がある。彼と話し合ってみるよ」と語り、同選手のパフォーマンス向上に期待を寄せた。
「彼はアグレッシブにプレーし、かなりの距離を走った。それでも、100パーセントを発揮した彼のことはまだ知らないんだ」とヘンリクセン監督が語った通り、佐野のコンディションはまだ十分ではない模様。16日に控える公式戦初戦、DFBポカール1回戦ヴェーエン・ヴィースバーデン(3部)戦で佐野がどのように起用されるか注目だ。
By サッカーキング編集部
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