フルミネンセに所属するフェリペ・メロ(左)と2010年当時のセバスティアン・ベロン(右)[写真]=Getty Images
フルミネンセに所属する元ブラジル代表MFフェリペ・メロが、憧れの選手との衝撃エピソードをインタビューで語った。22日、アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』が報じた。
かつてユヴェントスなどで活躍したフェリペ・メロは、40歳という年齢ながら、11月に行われた『コパ・リベルタドーレス』の決勝や、今月19日に行われた『FIFAクラブワールドカップ2023』の準決勝にDFとしてスタメン出場。22日に行われる同大会決勝のマンチェスター・シティ戦でも出場が期待されている。
フェリペ・メロは、憧れの選手が元アルゼンチン代表MFフアン・セバスティアン・ベロンだったことを告白。ブラジル代表のユニフォームを着て初めてアルゼンチン代表のベロンと対戦した日を振り返り「すでに偉大な存在で現役の終盤を迎えていたベロンは覚えていないと思うけど、自分にとっては彼と対戦できることはとても重要なことだった」と語り、自身にとってのアイドルと初めて対峙したときを回想。
ベロンが近くに来たときに、自身にとってのアイドルであることを告げるると、ベロンは「何のアイドルだって? お前の頭をカチ割ってやるぞ」と、突き放したという。しかし、フェリペ・メロは自分がベロンの立場ならば同じような態度をとっただろうと理解を示したうえで、「彼は、試合前は自分のアイドル。試合中も自分のアイドル。そして、試合が終わったあとも自分のアイドルだった」と述べ、ベロンへの敬意を失うことはなかったと説明した。
By サッカーキング編集部
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