FOLLOW US

今季J1無得点のエースFW細谷真大。アジアカップ経験をどうU-23日本代表に還元する?

2024.03.18
細谷真大

U23日本代表を牽引することが期待される細谷真大[写真]=Getty Images

 4月に迫ったAFC U-23アジアカップカタール2024。2024年パリ五輪アジア最終予選を兼ねている同大会で4位以内に入らなければ、世界切符を手にすることができない(4位はアフリカ4位のギニアと大陸間プレーオフ)。8.5枠に広がった2026年のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に比べるとはるかに狭き門なのは間違いない。

 3月22日のU-23マリ代表、25日のU-23ウクライナ代表2連戦に向けたメンバー発表会見で、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが「危機感しかない」と険しい表情を浮かべた通り、今回のU-23日本代表は非常に厳しい状況に立たされているのだ。

 まず大会期間がインターナショナルマッチデーではないということで、クラブ側の派遣義務はない。欧州組の鈴木唯人(ブレンビー/デンマーク)、三戸舜介、斉藤光毅(ともにスパルタ・ロッテルダム/オランダ)らの参戦は難しそうで、ベストメンバーを組むのは不可能だろう。加えて言うと、パリ世代の国際経験不足という不安要素がある。彼らはコロナ禍真っ只中で20歳前後を迎え、2021年U-20W杯が中止に。もちろんアジア最終予選も戦っておらず、日の丸をつけて大舞台を経験していない選手が多いのだ。

 それだけに、数少ないA代表経験者の細谷真大には大きな期待が寄せられる。AFCアジアカップカタール2023にも参戦し、FWの先輩・上田綺世からシュートや駆け引きなどのアドバイスを直々に受けたこの男には、攻撃陣の大黒柱として力強くチームをリードしてもらわなければならないのだ。

 本人も「アジアカップで改めて感じたのはゴールに絡むこと。それがFWとしては全てだと思うので、そこを1から見つめ直したい。決めきるところだったり、ラストパスを要求するタイミング、動きの質はもっと上げられると思うので、今季はトライしたいですね。クロスからの得点も今後、増やしていきたいと考えてます。代表もクロスからの得点が多いですし、自分のパターンを広げていきたい。J1では去年の14ゴールをしっかり越えたいですし、チームを勝たせるゴールによりこだわっていきたい」とシーズン開幕前に力を込めていた。

 そこから約1カ月が経過し、柏レイソル自体は第4節終了時点で2勝1分1敗の8位。直近の16日の名古屋グランパス戦を0-2で落としたものの、残留争いを強いられた昨季よりはいいスタートを切っている。

 しかしながら、細谷自身はノーゴール。3月2日のヴィッセル神戸戦の木下康介の決勝弾の起点となる動きを見せるなど、得点に全く絡んでいないわけではないが、エースFWである以上、ゼロというのは気になるところ。同じU-23日本代表の藤尾翔太が2点、荒木遼太郎も3点と気を吐いている状況だけに、彼にはそろそろ本領発揮してほしいところだ。

 「今季はまだゴールがないのが現状なので、まずはしっかりチームのために走りながら、足りてないゴールってところに自分自身、しっかり向き合っていきながら、結果にこだわっていきたいと思っています。そのためにも周囲との距離感を近くして攻撃に厚みをもたらすことが大事。クロスの入り方にもまだまだ課題があるので、改善していかないといけないですね」と細谷はやるべきことを明確に見据えている様子だ。

 U-23日本代表に行けば、周りにいるメンバーも違うし、連携面も変わってくる。いい距離感を保つ、自分のタイミングでラストパスを要求する、クロスへの入りを工夫するといったことは環境が変わってもやらなければいけないこと。どうすれば一番点を取れるのかをチームメートに伝え、配球してもらえるように仕向けていくことが肝要。短い活動期間でベストなコンビネーションを構築するのはハードルが高いが、率先して取り組んでいくしかない。

 1つ朗報があるとすれば、同じ柏の関根大輝のメンバー入りだろう。今季拓殖大学から柏入りした関根は昨年のアジア大会参戦組。決勝の韓国戦ではアジア最高峰レベルの厳しさを痛感。それを糧にして、最終メンバー滑り込みを狙っている。そのためにも、エース・細谷と生かし生かされる関係性を築くのが理想的。本人も意欲を燃やしているという。

 「自分は常連組の中に入り込んでいく身。いろんな選手とコミュニケーションを取っていかないといけないし、自分がプレーしやすい環境を作っていかなきゃいけない。レイソルでは真大君の動きはつねに見てますし、練習の時からもいろんな要求を受けている。代表でもその関係を持ち込んで、自分のパスから真大君がゴールするような形ができれば理想的だと思います」と187センチの長身右SBは野心をむき出しにしていた。

 彼らが揃ってマリ・ウクライナ2連戦で躍動し、パリ五輪切符獲得の原動力になってくれれば、日本サッカー界にとって間違いなく朗報だ。パリ世代が今のA代表を突きあげなければ、日本のレベルアップはない。それを強く自覚しながら、特に細谷にはアジアカップの経験値を同世代に還元しつつ、チームを勝たせるゴールという目に見える結果が強く求められる。今こそ絶対的エースストライカーの底力を見せつけるべき時だ。

取材・文=元川悦子

細谷真大の関連記事

【PR】初心者も上級者も
「BIG」なら等しくチャンスあり

ドコモスポーツくじ

「BIG」とはサッカーを対象としたスポーツくじ。サッカー知識が必要ない、完全運まかせで、口数を決めて購入したら当選結果を待つだけの、初心者も詳しい人も誰でも気軽に楽しめるスポーツくじです。

選べるくじは全部で5種類。1等最高6億円の「BIG」、当せん確率は下がるが1等最高12億円の「MEGA BIG」、1口100円で手軽に楽しめる「100円BIG」、当せん確率重視の「BIG1000」、「mini BIG」となっているので、スタイルに合わせて購入可能!

さらに「ドコモスポーツくじ」なら、くじの購入でdポイントがたまり、たまったdポイントを購入に使うことも可能です。dアカウントがあれば、ドコモユーザー以外でも利用できます。

くじを購入することでスポーツ貢献にもつながります。日本スポーツ振興センターを通じ、スポーツくじの収益がスポーツ施設の整備、選手や指導者の育成などに役立っています。「BIG」で楽しみつつ、日本のスポーツに未来を支えることにもつながります。

※スポーツくじは19歳未満の方は購入できません。
※「BIG」の1等最高6億円、「MEGA BIG」の1等最高12億円、「100円BIG」の1等最高2億円はキャリーオーバー発生時。通常は「BIG」1等最高3億円、「MEGA BIG」最高7億円、「100円BIG」最高1億円。当せん金は売上金額や当せん口数によって変動します。

  1. ① 試合予想は不要! サッカーの知識がなくても楽しめる
  2. ② dポイントがたまる・つかえる!ドコモユーザー以外もOK
  3. ③ 「MEGA BIG」は1等最高12億円のチャンス!

【PR】明治安田Jリーグを楽しむなら
「ABEMA de DAZN」!

ABEMA de DAZN

「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 明治安田Jリーグはもちろん、ラ・リーガやブンデスリーガ、セリエAなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。

月額プランは3,800円(税込)、年間プランなら30,000円(税込)で月あたり2,500円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。

また、学生限定の学割プランは、最低12カ月の利用で月額払いは1,600円(税込)、12カ月の一括払いなら16,000円(税込)で月あたり1,333円と、さらにお得に!

※プロ野球、Bリーグ、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。

  1. ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,500円(税込)でお得!
  2. ② 明治安田JリーグをABEMA上で見られる!
  3. ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!

By 元川悦子

94年からサッカーを取材し続けるアグレッシブなサッカーライター。W杯は94年アメリカ大会から毎大会取材しており、普段はJリーグ、日本代表などを精力的に取材。

SHARE

RANKING細谷真大のニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO