柏と京都が対戦した [写真]＝J.LEAGUE via Getty Images
2024明治安田J1リーグ第1節が25日に行われ、柏レイソルと京都サンガF.C.が対戦した。
昨シーズン最終盤まで残留争いに巻き込まれた柏は、昨季から引き続き井原正巳監督が指揮。エースのマテウス・サヴィオや細谷真大らに加え、新加入の白井永地が開幕スタメン入りを果たした。一方、2021年から指揮を執る曺貴裁監督の下でさらなる順位アップを目指す京都は、4年ぶりにスイスからJリーグへ復帰した鈴木冬一ら3人の新戦力が先発に名を連ねた。
悪天候の影響もあり、前半はお互いにシンプルな攻撃を徹底。両チームともにペナルティエリア内に侵入する機会が作れないなか、前半最大の決定機は前半アディショナルタイム2分に訪れる。ペナルティエリア左をえぐったM・サヴィオがグラウンダーで折り返し、ボックス中央の細谷が合わせる。しかし、右足で放たれたシュートは相手GKク・ソンユンの好セーブに阻まれ、試合はスコアレスで折り返す。
後半からは柏がギアを上げて押し込む時間が続く。49分にはゴール前のこぼれ球に細谷が反応したものの、枠に飛んだシュートは相手DFアピアタウィア久にブロックされた。その後も京都の集中した守りに阻まれ、得点は生まれない。
すると77分、柏のエースが個人技で京都のゴールをこじ開ける。ペナルティエリア手前、やや左寄りの位置でパスを受けたM・サヴィオは、思い切ってゴールを狙う。絶妙の力加減で右足から放たれたシュートは弧を描いてゴール右上隅に吸い込まれ、相手GKク・ソンユンも見送ることしかできなかった。
87分、柏がPKを獲得。キッカーを務めた細谷はゴール左下を狙ったものの、枠に飛ばすことはできず、追加点獲得のチャンスを生かせなかった。
すると後半アディショナルタイム4分、京都が土壇場で追いつく。フリーキックの流れからゴール前のこぼれ球に反応したルーキー安齋悠人が押し込み、試合は劇的ドローに終わった。
次節は3月2日に行われ、柏は敵地でヴィッセル神戸、京都はホームで湘南ベルマーレと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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