2023シーズンはサンパウロで戦ったエリソン [写真]=Getty Images
川崎フロンターレは8日、ブラジルのサンパウロよりFWエリソンが完全移籍にて加入することを発表した。
エリソンは1999年4月13日生まれの現在24歳。ブラジル出身のストライカーで、これまでに母国のフィゲイレンセなど複数のクラブチームを渡り歩いてきた。2022年よりボタフォゴへ加入し、同年8月にはポルトガルのエストリル・プライアへ期限付き移籍して欧州へ上陸。2022-23シーズン前半戦のみの在籍となったが、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)を含む公式戦通算15試合の出場で4ゴールを挙げた。2023シーズンはサンパウロへ期限付き移籍。負傷に悩まされる苦しいシーズンだったが、公式戦通算19試合のピッチに立って3ゴールを記録した。
完全移籍加入に際し、エリソンは川崎Fを通してコメントを発表。2024シーズンの明治安田生命J1リーグに向けて意気込みを綴った。
「日本に来ることが決まり、とてもうれしく思っています。川崎フロンターレというビッグクラブでプレーできることは私にとって大きな喜びです。このチャンスをくださった皆さんに感謝します。この先、私の情熱や闘志は決して変わりません。素晴らしい一年にしましょう。川崎で会いましょう!」
今オフ、川崎FではMFジョアン・シミッチとFWレアンドロ・ダミアンの契約満了による退団が決まったほか、DF山根視来(ロサンゼルス・ギャラクシーへ完全移籍)、DF登里享平(セレッソ大阪へ完全移籍)、MF山村和也(横浜F・マリノスへ完全移籍)、FW宮代大聖(ヴィッセル神戸へ完全移籍)など複数名の主力選手が退団した。一方、ヴァンフォーレ甲府からDF三浦颯太、ガンバ大阪からMF山本悠樹、名古屋グランパスからDF丸山祐市、バイーアからMFパトリッキ・ヴェロン、ゴイアスからMFゼ・ヒカルドらの加入を発表している。
By サッカーキング編集部
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