ガラタサライFWマウロ・イカルディ(左)とその妻ワンダ・ナラ(右)[写真]=Getty Images
ガラタサライに所属するアルゼンチン人FWマウロ・イカルディが、妻のワンダ・ナラさんの新曲PVに出演した。25日、アルゼンチンメディアの『トド・ノティシアス』などが報じた。
現在31歳のイカルディは昨季、パリ・サンジェルマン(PSG)からレンタル移籍でガラタサライに加入し、公式戦出場26試合で23ゴール8アシストと躍動。チームを2018 – 2019シーズン以来のスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)優勝へと導き、トルコの地で“復活”を果たした。そして、ガラタサライへの完全移籍を果たした今季はこれまで公式戦42試合に出場し27ゴール11アシストを記録しており、スュペル・リグで首位を走るチームを牽引している。
そんな点取り屋イカルディが、昨年11月に音楽デビューを果たし既に3曲リリースしている妻ワンダ・ナラさんが25日にリリースした新曲『Amor Verdadero(真実の愛)』のプロモーションビデオ(PV)に参加した。
ワンダ・ナラさんはこれまで、イカルディの代理人、自らのコスメ・ファッションブランドの展開、さらにモデルやテレビ番組の司会など多岐に渡り活動。イカルディの元同僚で「先輩」にあたる前夫のマキシ・ロペス氏との婚約期間中にイカルディとの交際を開始したことや、歯に衣着せぬ発言などで騒動を巻き起こしたこともあった。
イカルディの浮気疑惑などにより、2021年から3年連続3回訪れた破局危機をも乗り越えた夫婦だったが、2023年7月、更なる危機に襲われる。ワンダ・ナラさんが体調に異変を感じ緊急入院。しばらくのあいだ病名は伏せられていたが、その後、ワンダ・ナラさん本人から病名は白血病であることが発表された。
妻の病気を知ったイカルディは看病に専念するため引退することを妻に示唆。最終的にイカルディは選手としてプレーを継続することになったが、ワンダ・ナラさんがより良い治療を受けられる病院を自ら探すなどしたという。そして今回、ワンダ・ナラさんは夫イカルディに愛を捧げる新曲をリリースした。
なお、PVの最後ではイカルディとワンダ・ナラさんの間に生まれたふたりの娘フランチェスカさんとイサベラさんも出演し歌も披露。娘からイカルディに対し「パパのことが好きだよ」という言葉が贈られている。
By サッカーキング編集部
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