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プレミア屈指の“快足FW”やC・ロナウドの“盟友”も!…今夏にトルコへ渡った実力者たち

2023.07.26

トルコリーグに移籍した選手たち [写真]=Getty Images

 今夏の移籍市場において、話題を集めているのはサウジアラビアの国内トップリーグ、サウジ・プロフェッショナルリーグだろう。
 
 今年1月にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)を連れてきた同リーグは、今オフにも次々に大型補強を敢行。チェルシーからセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(アル・アハリ)、同DFカリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)、フランス代表MFエンゴロ・カンテ(アル・イテハド)、リヴァプールからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ)、レアル・マドリードから元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が中東へ活躍の場を移した。

 さらにはポルトガル人FWジョタ(アル・イテハド)、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ(アル・ナスル)、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(アル・ヒラル)、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ(アル・ヒラル)といった錚々たるメンバーがサウジアラビアに集結している。
 
 しかし、今オフに注目の補強を行っているのはサウジ・プロフェッショナルリーグだけではない。トルコ1部のスュペル・リグにも名だたる選手が集まってきているのだ。今回は、今夏にトルコに新天地を求めた“実力者”たちを紹介しよう。

[写真]=Getty Images
 

ガラタサライ

(左から)セドリック・バカンブ、ウィルフレッド・ザハ、アンヘリーニョ

ガラタサライが獲得した(左から)バカンブ、ザハ、アンヘリーニョ


 
 昨シーズン4年ぶりのリーグ制覇を遂げた名門ガラタサライは、連覇を目指し強力な補強を行った。クリスタル・パレスを契約満了で退団したコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハを獲得したのである。クリスタル・パレスの下部組織で育った同選手は、一度はマンチェスター・Uに引き抜かれるも、その後は古巣に帰還し、“絶対的エース”として活躍した。
 
 スピードと独特のリズムを駆使したドリブルで幾度となくチャンスを創出し、2021-22シーズンには自身最多となるリーグ戦14ゴールをマーク。プレミアリーグ屈指のウイング(WG)として、時に残留争いに巻き込まれたクラブで孤軍奮闘してきたが、今オフに契約が満了に。移籍先に注目が集まっていたが、今月24日にガラタサライと2026年夏までの3年契約を締結した。
 
 そのガラタサライは、左サイドバック(SB)にも頼もしい選手を補強した。ライプツィヒからローン契約でスペイン人DFアンヘリーニョを獲得したのである。マンチェスター・Cの下部組織で育った同選手は、2020年冬にライプツィヒにレンタル加入し、翌年夏に完全移籍に移行。昨シーズンは同じブンデスリーガのホッフェンハイムにローン移籍すると、リーグ5位タイとなる9アシストをマークする活躍を見せた。高精度の左足を有するアンヘリーニョは、トルコリーグでも間違いなくアシストを量産するはずだ。
 
 ガラタサライはそのほかにも、UAEのアル・ナスルから32歳のコンゴ民主共和国代表FWセドリック・バカンブを獲得。ビジャレアルや北京国安でゴールを量産してきたストライカーは、2014-15シーズンにブルサスポルで公式戦21ゴールを叩き出しており、その時以来のトルコリーグ挑戦となる。
 
 さらに、昨シーズンはパリ・サンジェルマン(PSG)からのローン契約で加入し、チーム最多となるリーグ戦22ゴールを叩き出したアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディについても、完全移籍での獲得に迫っていると報じられている。

マウロ・イカルディ

イカルディにも完全移籍加入の可能性が浮上


 

フェネルバフチェ

(左)からエディン・ジェコとドゥシャン・タディッチ

フェネルバフチェは前線にジェコ(左)とタディッチ(右)を補強


 
 昨シーズン2位に終わったフェネルバフチェは、2013-14シーズン以来となる覇権奪還を目指して実績十分の選手を集めている。昨シーズンのスュペル・リグで得点王に輝いたエクアドル代表FWエネル・バレンシアは退団したものの、代わりにインテルからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得した。
 
 これまでヴォルフスブルク、マンチェスター・C、ローマ、インテルでゴールを奪い続けてきたストライカーは、昨シーズンのインテルでコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナ制覇に大きく貢献。スーペルコッパ決勝のミラン戦ではゴールを決め、同大会史上最年長ゴール(36歳307日)の偉大な記録を打ち立てた。さらにマンチェスター・Cの前に屈したとはいえ、37歳にしてチャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台にも初めて立ったのである。そんな酸いも甘いも噛み分けたストライカーは、フェネルバフチェに加入してすぐにチームキャプテンに任命されている。
 
 新たに加入したベテラン選手はジェコだけではない。34歳のセルビア代表FWドゥシャン・タディッチも今月フェネルバフチェにやってきた。セルビア代表のキャプテンとして昨年のFIFAワールドカップカタール2022に出場したプレーメーカーは、これまでトゥウェンテ、サウサンプトン、アヤックスなどでチャンスを作り出してきた。アヤックスでは昨シーズンまで5シーズン連続で2桁ゴールの大活躍。そんな彼が新たな挑戦として選んだ先がトルコリーグだった。
 
 フェネルバフチェはそのほかにも、レンジャーズからイングランド人FWライアン・ケント、ウディネーゼからブラジル人FWロドリゴ・ベカン、ディナモ・モスクワからポーランド代表MFセバスティアン・シマンスキを獲得している。
 

ベシクタシュ

(左から)ダニエル・アマーティとジャン・オナナ

ベシクタシュは守備に定評のある(左)アマーティと(右)J・オナナを獲得


 
 昨シーズン3位のベシクタシュは、少し地味だが的確な補強を行っている。まずは、レスターからガーナ代表DFダニエル・アマーティを補強。高い身体能力を有し、対人プレーに強いセンターバック(CB)は、昨年のFIFAワールドカップカタール2022では全3試合にフル出場した。2016年1月に加入したレスターでは、元日本代表FW岡崎慎司らと共に2015-16シーズンのプレミアリーグ制覇に貢献。近代サッカー界における最大の奇跡として“ミラクル・レスター”と称えられた。
 
 さらにベシクタシュはカメルーン代表MFジャン・オナナを獲得。23歳の売り出し中のMFは、昨シーズンはRCランスでリーグ戦21試合に出場。189㎝の長身を活かして中盤でボールを回収する有能な守備的MFだ。
 

■その他

(左から)ナニとクリシュトフ・ピョンテク

ナニ(左)とピョンテク(右)もトルコ行きを決断


 
 昨シーズン4位に入ったアダナ・デミルスポルは、元ポルトガル代表FWナニを獲得した。マンチェスター・Uで活躍したアタッカーは、その後バレンシアやラツィオなどでプレーし、昨シーズンはオーストラリアのメルボルン・ビクトリーに在籍。ナニは、2015-16シーズンにフェネルバフチェに所属しており、その時以来のトルコリーグ復帰となる。
 
 イスタンブール・バシャクシェヒルには28歳のポーランド代表FWクリシュトフ・ピョンテクが加入した。ジェノア時代にセリエAでリーグ戦7試合連続ゴールの大活躍を見せて“ネクスト・レヴァンドフスキ”と称賛を浴びたストライカーだが、その後は伸び悩んでおり、昨シーズンはヘルタ・ベルリンからサレルニターナにローン移籍するもセリエAでわずか4ゴールに留まった。新たなスタートを切るべく、今夏からトルコリーグに挑戦する。
 
 まだまだ移籍市場は開いているので、これからさらに豪華な補強が見られるかもしれない。スュペル・リグの今オフの動向から目が離せない!

(記事/Footmedia)


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