再負傷したセルティックの旗手 [写真]=Getty Images
セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で負った負傷によって数週間の離脱を強いられることになる模様だ。
旗手は、25日に行われたCLグループステージ第3節のアトレティコ・マドリード戦に先発出場。しかし、試合開始直後に足にトラブルを抱えたため、前半7分にベンチへと下がった。
スコットランドメディア『THE NATIONAL』は27日、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が同日の記者会見で旗手の状態について語ったコメント内容を紹介。指揮官は、アトレティコ・マドリード戦で涙を流しながら交代した旗手が数週間離脱することを明かした。
「(復帰までの)明確なタイムラインはないが、彼は間違いなく数週間は離脱するだろう」
「状態が落ち着き、検査結果が出るのを待ってから、彼の負傷がどの程度のものなのか確認することになる。だが、かなり悪い状態のように見えるね。試合を見てもらえば分かると思うが、最初の35秒くらいで彼は足に問題を抱え、それを感じ取っていた。残念なことだ。昨年もハムストリングの負傷で離脱していた。我々はその原因を見つける必要がある」
また、ロジャーズ監督はチームが直面する過密スケジュールについても言及。スコティッシュ・プレミアシップ第20節のダンディー戦がクリスマス直後の12月27日開催に変更された件について「誰かが策略を働いている」とスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ(SPFL)の対応を批判している。
旗手は、8月13日に行われた第2節のアバディーン戦でふくらはぎを負傷。以降、約1カ月にわたって戦線を離脱した。その後復帰し、チームの貴重な戦力として躍動していただけに、旗手の再離脱はロジャーズ監督にとっても悩みの種となりそうだ。
By サッカーキング編集部
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