リーベル・プレートでプレーするアイマール [写真]=Getty Images
5月に戦列復帰を果たした元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールのコンディションは思わしくないようだ。リーベル・プレートを率いるマルセロ・ガジャルド監督は14日、コパ・リベルタドーレスの準決勝グアラニ戦にアイマールをベンチ入りさせない決定を下した。これを受けて現地アルゼンチンでは“引退”の可能性について言及する記事も出ている。
今年2月に右足首の手術を受けてからリハビリに励んでいたアイマールは、5月末に行われた国内リーグの試合で途中出場を果たし約15分間プレーした。試合にも出られるほど右足首は完治したと思われていたが、リベルタドーレスに出られるほどの状態にはないのであろう。アイマールは、自分をリベルタドーレスのベンチ入りリストから外したガジャルド監督の決定に理解を示したという。
自身の去就について何も語っていないアイマールだが、アルゼンチン国内のメディアは同選手の現役続行を疑問視したり、果ては引退について言及する記事まで挙げている。
アイマールはリーベル・プレート復帰後一度もフル出場ができていないが、その存在はチームにメリットをもたらしている。元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラが古巣リーベル・プレートへの復帰を決めた一因として、アイマールの存在を挙げているのだ。「アイマールといっしょにサッカーがしたい」というサビオラの想いは叶うのだろうか。
(記事/Cartao Amarelo)
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