リーベル復帰が決まったルイス・ゴンサレス(写真は2013年のもの)[写真]=Getty Images
“コネーホ”(ハビエル・サビオラの愛称)に続いて“ルチョ”もエル・モヌメンタルに帰ってくる。ブエノスアイレスの名門リーベル・プレートは25日、元アルゼンチン代表MFルイス・ゴンサレスの獲得を発表した。
“ルチョ”の愛称で親しまれているルイス・ゴンサレスは1999年に名門ウラカンでデビューすると、2002年にはリーベル・プレートに移籍して3年間主力として活躍した。リーベル・プレート在籍時には U-23アルゼンチン代表にも選出され、アテネ五輪などにも出場している。2005年にポルト(ポルトガル)へ移籍すると、その後はマルセイユ(フランス)などでも活躍。そして昨シーズンはアル・ラーヤンSC(カタール)に所属していた。
“ルチョ”のリーベル・プレート復帰は2005年以来10年ぶりで、契約期間は2017年までの2年半。現在34歳である同選手にとっては、同クラブが現役最後の所属チームとなる可能性もある。すでにブエノスアイレスでメディカルチェックを済ませている“ルチョ”は、リーベル・プレートに復帰する喜びを次のように語っている。
「私は以前から(マルセロ・)ガジャルド監督とチャットで互いの希望を伝え合っていたし、それが今振り返ると重要だったのかもしれない。個人的にはリベルタドーレスに再び出られる可能性があることも、古巣復帰を決断する一因になった。リーベルは私を成長させてくれた偉大なチームで、当時と同じ良いイメージを持って再びプレイできると思っている」
リーベル・プレートは元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラ、同MFニコラス・ベルトロに続く3人目の大型補強を達成した。コパ・アメリカ終了後に再開するコパ・リベルタドーレスに向けて、戦力補強に余念がない。