2014-15シーズンはヴェローナでプレーしたサビオラ [写真]=Getty Images
「コネーホ(スペイン語でうさぎ)」の愛称で親しまれている元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラが、ブエノスアイレスの名門リーベル・プレートへ復帰することが確実になった。サビオラは2001年までリーベルで活躍していたため、今回の移籍は14年ぶりの古巣復帰となる。
報道によれば、サビオラは21日にリーベルのマルセロ・ガジャルド監督と夕食を伴った会談を開き、その席で双方が合意に至ったと報じられている。サビオラが古巣復帰を決断するのにかかった時間はわずか20分だったという。
リーベルは先日、ウルグアイ人FWロドリーゴ・モーラをアル・ナスル(サウジアラビア)へ放出しており、サビオラはその後釜としての活躍が期待されている。ただしリーベルにはコロンビア代表FWテオフィロ・グティエレスを筆頭に、ベテランのフェルナンド・カベナギや、ディエゴ・シメオネ監督の息子であるジオバンニ・シメオネなどが在籍している。サビオラは彼らとのポジション争いに勝つ必要がある。ただし、テオフィロ・グティエレスについてはコリンチャンスがオファーを出しており、コパ・アメリカ終了後にリーベルを離れる可能性もある。
リーベルでは、元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールがけがを克服して試合に出場したばかり。アイマールとサビオラが、赤い襷のユニフォームを着て再び同じピッチに立つ可能性も十分ありうる。
(記事/Cartao Amarelo)