ガクポPK2発でオランダが辛勝[写真]=Getty Images
国際親善試合が8日に行われ、オランダ代表とウズベキスタン代表が対戦した。
FIFAワールドカップ2026では日本代表と同じグループFに属するオランダ。直近に行われたアルジェリア代表とのテストマッチを0-1で落としたなか、14日に行われる日本との初戦に向けた最後のテストマッチでは同じく本大会に出場するウズベキスタンとニューヨークの地で対戦した。
本番想定のスタメンを明言していたロナルド・クーマン監督は[4-3-3]の布陣を採用。GKにバルト・フェルブルッヘン、4バックは右からデンゼル・ダンフリース、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、フィルジル・ファン・ダイク、ミッキー・ファン・デ・フェンを起用。中盤はフレンキー・デ・ヨング、ライアン・フラーフェンベルフが2ボランチ気味に立ち位置を取り、タイアニ・ラインデルスがトップ下。3トップは右からクリセンシオ・サマーフィル、ドニエル・マレン、コーディ・ガクポが並んだ。
対するウズベキスタンはアブドゥコディル・クサノフ、エルドル・ショムロドフら主力がスタメンで起用された。
ファーストシュートはウズベキスタンも徐々にオランダが主導権を握っていく。スピードのある前線の背後へ送り込みながら、10分には左で背後を取ったガクポの折り返しからゴール前のマレンがワンタッチシュートを試みたが、これは枠の右に外れる。
以降もサイドを起点に幅と深みを意識した仕掛けでチャンスを窺うオランダは、ダンフリースのヘディングパスにラインデルス、28分には再びラインデルスがミドルシュートでゴールを脅かす。
すると30分、ダンフリースのスルーパスでボックス右に抜け出したサマーフィルが相手DFのファウルを誘ってPKを獲得。キッカーのガクポの左を狙ったシュートはGKに読まれたものの、そのままゴールネットに突き刺さった。
先制後は引き続きボールを保持しながらも、前に出てきたウズベキスタンの攻撃を撥ね返してカウンターから2点目を狙う形も。前半終盤は少し攻め込まれる場面も増えたが、鋭いカウンターからマレンがあわやこの試合2つ目のPK奪取という際どいシーンも作りだして試合を折り返した。
後半も互いに同じメンバーでスタート。引き続き主導権を握るオランダは51分、ラインデルスの右CKをファン・ダイクがヘディングで合わせてゴールを脅かすと、55分にも中央での細かい崩しからガクポが右足を振っていく。
危なげなくゲームをコントロールしつつガクポとサマーフィルのコンビでチャンスも作り出すオランダだったが、後半半ばにアクシデントが発生。後半序盤の接触プレーで右の腰付近を気にしていたGKフェルブルッヘンが大事を取ってか、プレーをやめる決断を下し、マレンを下げてブライアン・ブロビーを投入した直後にGKマルク・フレッケンを投入した。
その後、試合は少しこう着状態に陥っていたが、終盤にアクシデント発生。83分、ウズベキスタンの背後へのフィードに対応した途中出場のフース・ティルが手を使ってボールをコントロール。オンフィールド・レビューの末、ボックスギリギリのハンドが決定機阻止と判定されてFKとともにティルがレッドカードで退場に。
すると、この退場で流れが変わると、5分が加えられた後半アディショナルタイムにウズベキスタンに同点ゴールが生まれる。ウズベキスタンの波状攻撃からボックス内でオランダ守備のクリアミスが2つ続くと、最後はイゴール・セルゲーエフがゴール前で押し込んだ。
1人少ないものの勝って終わりたいオランダは素早い反撃からラインデルスに決定機が訪れたが、ここはマンチェスター・シティの同僚DFクサノフにうまくゴールライン上でかき出されてしまった。
それでも、土壇場の95分にはセットプレーの競り合いの場面でファン・ヘッケがクサノフに倒されてPKを獲得。これをキッカーのガクポが今度はGKの飛んだ逆へ流し込み、勝ち越しに成功した。
この直後に試合はタイムアップを迎え、守護神のケガや攻守に課題も見受けられたオランダだったが、ひとまず勝利で14日に行われる日本とのW杯開幕戦を迎えることになった。
【得点者】
1-0 32分 コーディ・ガクポ(PK/オランダ代表)
1-1 90分+2 イゴール・セルゲーエフ(ウスベキスタン代表)
2-1 90分+8 コーディ・ガクポ(PK/オランダ代表)
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By サッカーキング編集部
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