イタリア代表監督就任が迫るマンチーニ氏[写真]=Getty Images
イタリア代表の新指揮官にロベルト・マンチーニ氏の就任が近づいているようだ。28日、イタリアメディア『スカイ』が報じている。
報道によると、イタリアサッカー連盟(FIGC)は新監督招へいに向けた協議を行い、マンチーニ氏との交渉を進めている模様。FIGCのジョバンニ・マラゴ新会長も会合の場で「ロベルト・マンチーニ氏を新監督に任命することについて話し合っている」と認めたほか、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「マンチーニ氏がイタリア代表指揮官への復帰で合意した」と伝えた。なお、新テクニカルディレクター(TD)にはクラウディオ・ラニエリ氏が浮上している。
3大会連続でFIFAワールドカップ出場を逃したイタリア代表は、混乱の渦中にある。欧州予選敗退を受けて、当時の会長やジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督ら辞任。ミラノ・コルティナ冬季五輪組織委員会で会長を務めたマラゴ氏がFIGC新会長に就任し、パオロ・マルディーニ新TDとアドバイザーのレオナルド氏を迎えて再出発を図っていた。
マルディーニTDとレオナルド氏主導の下、新指揮官選定の作業を進めるなか、名将ジョゼップ・グアルディオラ氏にオファーを拒否されたものの、アンドレア・ピルロ氏の招へいが一度は決定的となった。しかし、ピルロ氏がロシアのブックメーカー『Fonbet』のグローバル・ブランドアンバサダーを務めていることが判明。イタリア国内でギャンブル広告が違法であることやロシアをめぐる政治的懸念が浮上し、就任は突如白紙となった。さらに、この就任頓挫を受けてマルディーニTDとレオナルド氏が就任わずか16日で辞任する事態に発展し、FIGCは監督のみならずTDの人選し直しも迫られていた。
現在61歳のマンチーニ氏は、2018年から2023年にかけてイタリア代表を指揮し、2021年に行われたUEFA EURO 2020で同国を優勝に導いた。しかし、FIFAワールドカップ2022の欧州予選では敗退。2026年までの契約を全うするかと思われたが、2023年8月に突如として辞任を表明し、サウジアラビア代表の指揮官へ就任した。その後、2024年10月に同国代表指揮官を退任し、2025-26シーズンはカタールのアル・サッドを指揮。現在はフリーとなっている。
By サッカーキング編集部
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