現在は無所属が続くマリオ・バロテッリ [写真]=Getty Images
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、トレントで行われたイベント『Festival dello Sport』で現在の“アズーリ”に対する不満を示した。12日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。
ここまで5試合を消化したFIFAワールドカップ26欧州予選で4勝1敗を記録し、勝ち点「12」を積み上げながらグループIの2位につけるイタリア代表。第2節終了後にルチアーノ・スパレッティ前監督が退任となった“アズーリ”は、その後に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で3連勝を飾っている。しかし、FWアーリング・ハーランドらを擁する首位ノルウェー代表は破竹の勢いで6連勝を達成中。得失点差でもイタリア代表は大きく下回っており、2位でのプレーオフ進出が濃厚となっている状況だ。
そんななか、現在無所属が続くバロテッリがイタリア代表について言及し、「僕にとって代表チームはとても大事な話題だ。誰かを攻撃するつもりはないが、最近は国のために戦うという気持ちがあまり感じられない選手が多い。正直、それが気に入らない」とコメント。「僕がチームにいた頃は、イタリアを代表できることを誇りに思っていた。今のチームには、その気持ちが足りないように感じる」と見解を語っている。
また、「自分がイタリア代表で最後の“本物のセンターフォワード”だと思うか?」という質問に対しては、「みんなそう言ってるね」と笑顔で返答。成長著しいFWフランチェスコ・ピーオ・エスポジトとFWフランチェスコ・カマルダへの称賛を述べつつ、イタリア代表のワールドカップ出場の可能性について「もちろん行けるさ。絶対に行くと信じている」と主張した。
By サッカーキング編集部
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