長くドイツ代表の正GKを務めていたノイアー(左)と後任となったバウマン(右)[写真]=Getty Images
“GK大国”として知られるドイツで長らく代表チームの正守護神として活躍していたマヌエル・ノイアー(バイエルン)は、EURO2024終了後に代表引退を表明した。
ノイアーがドイツ代表デビューを飾ったのは23歳だった2009年6月。約1年後のFIFAワールドカップ南アフリカ2010では、当時の守護神候補だったロベルト・エンケ氏の死、レネ・アードラー氏の負傷が重なり、正GKとして全試合に出場しベスト4進出に貢献した。その後、シャルケからバイエルンへのステップアップを果たすと、代表でも絶対的守護神としての地位を確立し、FIFAワールドカップブラジル2014では優勝の立役者に。約15年間に渡ってドイツ代表のゴールマウスを守り続け、国際Aマッチ通算124試合に出場した。
現在のドイツ代表で「1番」を背負っているのはオリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)。長くノイアーやマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(ジローナ/スペイン)らの控えに甘んじていたが、一昨年10月に34歳で待望の代表デビュー。テア・シュテーゲンが負傷離脱を繰り返していることもあり、FIFAワールドカップ2026欧州予選では全試合にフル出場し、本大会出場に貢献した。
かつてドイツ代表の守護神として活躍したオリヴァー・カーン氏はドイツメディア『スカイスポーツ』にて、ノイアーの後任という大役を務めているバウマンについて言及。「彼の性格や人柄をそこまで詳しくは知らないので、私自身の意見しか言うことができない」と前置きしつつ、次のように評価した。
「私がアンドレアス・ケプケ(元ドイツ代表GK)の後任として代表チームの正GKになった時、一夜にしてまったく違う状況になった。すべての注目が集まり、もはや挑戦者ではなくなる。ナンバーワンとなり、その責任を果たさなければならなくなった。慣れるのには時間がかかる。バウマンに関してはプレーぶりから判断すると、これまであらゆるプレッシャーがかかる状況にうまく対処してきたと思う。ノイアーが再び脚光を浴びた時でさえ、弱点を見せなかったからね」
一方、ファンからの復帰待望論もあるノイアーについては「彼の決断には最大限の敬意を払っている。私は常に彼自身が明確な決断を下すべきだと主張してきた」とコメントした上で、「どれだけ勝ち進むかにも夜が、途方もない負担だ。アメリカの暑さの中でのワールドカップ。年齢を重ねるにつれて、どれほど困難になるかは明らかだ。そして、極めて高いレベルでやり遂げるために、決断を下したのは賢明だったと思う」と40歳(現在は39歳)で本大会を戦うことの難しさを強調している。
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By サッカーキング編集部
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