レヴァークーゼンのジャカ [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカが、22日に行われたブンデスリーガ第4節ヴォルフスブルク戦を振り返った。同日、ドイツメディア『Frankfurter Rundschau』などがコメントを伝えた。
レヴァークーゼンは5分にオウンゴールでヴォルフスブルクの先制を許したものの、14分にジャカの折り返しに合わせたフロリアン・ヴィルツが試合を振り出しに戻す。32分にはコーナーキックにヨナタン・ターが合わせて逆転成功。しかし、37分に追いつかれると、前半アディショナルタイム1分に勝ち越しを許し、ビハインドで折り返す。
それでも49分にピエロ・インカピエのゴールで試合は再びイーブンに。同点のまま迎えた88分、ヴォルフスブルクが退場者を出し、レヴァークーゼンは数的有利を得る。そして後半アディショナルタイム3分、ヴィクター・ボニフェイスが決勝ゴールを挙げ、ブンデスリーガ王者が劇的な勝利を収めた。
ただ、ジャカは「最終的には勝ち点3を獲得したが、こんなパフォーマンスを続けるわけにはいかない」と試合内容に不満げ。試合後『DAZN』のマイクに対し、「僕たちにとっては爆音の“目覚まし”となった。僕たちは今日の試合に満足することは絶対にできない」と、守備改善の必要性を説いた。
「(第2節)ホームでライプツィヒに3失点を許し、今日もまた3失点だ。今日は4ゴールを挙げたが、毎週末のように取れるわけではない。これだけでは不十分だ。僕たちはそのことを認識する必要がある」
「ボールに対してアグレッシブではなく、相手に多くのスペースを与えて簡単にゴールを許した。このレベルでそれは許されない。レヴァークーゼンはトップチームになりたいと思っている。だけど、トップチームは9分間で2失点もしないんだ!」
昨シーズンのブンデスリーガではわずか24失点だったが、今季は4試合ですでに9失点。「受け入れることはできない」と、ベテランがチームを引き締め直した。
3勝1敗で2位につけるレヴァークーゼンは次節、開幕4連勝の首位バイエルンとの天王山に臨む。
By サッカーキング編集部
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