バイエルンでプレーするケイン [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、ラツィオ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが14日に行われ、バイエルンは敵地でラツィオと対戦。69分にPKから先制点を許すと、ダヨ・ウパメカノが退場した影響もあり、最後まで得点を奪うことはできず、0-1で敗れた。
データサイト『OPTA』によると、この試合17本のシュートを記録したバイエルンだったが、枠内シュートは1本もなく、これは(2003-04シーズン以降の)CLの試合で枠内シュートがなかったシュート本数として最多記録になったという。
なお、10日に行われたブンデスリーガ第21節のレヴァークーゼン戦も枠内シュート1本で0-3で敗れていたバイエルンにとっては、痛恨の今季初の連敗となった。
試合後、イギリスメディア『TNT Sports』でケインは「厳しい1週間になった。いいスタートを切って、いくつか明確なチャンスもあった。僕にも、ジャマル(・ムシアラ)にも、ジョシュア(・キミッヒ)にもボックスの端からあったね。こういった試合ではそれらは大きな瞬間だが、僕たちはそれを決めることができなかった」と反省を口にしながら、次のように続けた。
「後半は残念だった。エネルギーも自信も欠けていた。与えてしまったボールが多すぎたし、最終的に10人になってしまってはいつも難しいものだ。まだ終わってはいないし、数週間後に彼らは僕たちのスタジアムに来る。前を向いて、勢いを好転させようと努力しなければならない」
また、チャンスの場面については「それは望んでいるものだ。だけど、これがフットボールであり、ストライカーの一部だ。外す時もあるし、再び挑むだけだ」と振り返りつつ、「僕とチームにとって重要なことは次の挑戦に集中することだ。僕たちは難しい時期にある。それを隠すことはできない。そこから抜け出せていないけど、諦めることはない。一つのきっかけで大きく変わる可能性もあるし、それを見つけなければならない」と挽回を誓った。
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By サッカーキング編集部
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