2ゴールを挙げた浅野拓磨(左) [写真]=picture alliance via Getty Images
ブンデスリーガ第10節が3日に行われ、ダルムシュタットとボーフムが対戦した。ボーフムの日本代表FW浅野拓磨は先発出場した。
試合の均衡が破れたのは25分、浅野がボーフムに先制点をもたらす。味方が左サイドへ送ったパスは相手にカットされたものの、そのこぼれ球がペナルティエリア中央へ流れる。このボールに反応した浅野はファーストタッチでボールを浮かせると、右足アウトサイドを使ってゴールへと流し込んだ。
43分にダルムシュタットが追いつき1-1で折り返すと、54分にボーフムが勝ち越しに成功する。浅野が相手GKにプレッシャーをかけてパスミスを誘い、これを味方がペナルティエリア中央で拾ってカウンターを展開。ボーフムは素早くパスをつないでペナルティエリア右の浅野にボールが渡ると、浅野は右足を振り抜いてゴール左下隅へと突き刺した。
70分にダルムシュタットが退場者を出して数的有利を得たボーフムは、時々ゴールを脅かされながらもリードを死守。試合はこのまま終了し、ダルムシュタットは3連敗、ボーフムは今季初白星となった。浅野は第3節アウクスブルク戦以来、今季2度目のドッペルパック(1試合2ゴール)で、今季リーグ戦での得点数を「4」に伸ばした。
次節は11日に行われ、ダルムシュタットはマインツと、ボーフムはケルンと対戦する。
【得点者】
0-1 25分 浅野拓磨(ボーフム)
1-1 43分 ファビアン・ニュルンベルガー(ダルムシュタット)
1-2 54分 浅野拓磨(ボーフム)
By サッカーキング編集部
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