ドイツ代表監督招へいが噂されていたクロップ監督 [写真]=Getty Images
ドイツ紙『スポーツシャウ』は12日、ドイツ代表の新指揮官候補に挙がっていたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、代表監督に就任する機会を断ったと報じた。
クロップ監督は、「代表監督の職は私には適していない」とコメントし、同監督の代理人を務めるマルク・コシッケ氏も監督就任の辞退を間接的に認めている。
コシッケ氏は「ユルゲンはリヴァプールと長期契約を結んでいるため、代表監督のポジションには就けない」とコメント。現在56歳のクロップ監督は、ドイツ代表チームの指揮を執ることに大きな関心を寄せているものの、まだその時が来ていないと考えており、プレミアリーグのリヴァプールで指揮を執り続けることを望んでいるようだ。
なお、ドイツサッカー協会(DFB)のベルント・ノイエンドルフ会長は、フランスとの国際親善試合前に「年間を通して、現在指名されている監督たちと常に接触がある」と述べ、DBFのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ副会長は、かつてドルトムントに招へいした過去のあるクロップ監督と接触したものの、「真剣な交渉には至らなかった」と語っている。
現在DFBは、バイエルンを解雇されたユリアン・ナーゲルスマン監督を代表監督に招聘することに集中しているようだ。バイエルンはすでにナーゲルスマン氏との契約解除を示唆し、契約は2026年夏までになるとみられている。
By サッカーキング編集部
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