開幕節のブレーメン戦で躍動した、バイエルンのケイン [写真]=Getty Images
18日に行われたブンデスリーガ第1節で、ブレーメンとバイエルンが対戦。バイエルンが4-0と快勝を収めた。
11連覇中の王者バイエルンは、敵地『ヴェーザーシュタディオン』でブレーメンを圧倒。前半4分にドイツ代表MFレロイ・サネのゴールで幸先良く先制すると、後半には今夏の新戦力であるイングランド代表FWハリー・ケインがゴールネットを揺らす。
74分、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが左サイドからグラウンダーでアーリークロスを供給すると、ボックス近くのケインが右足を振ってシュートをゴール左下へと流し込む。1トップで先発したケインは、早速開幕節でゴールを奪取。先制点のシーンでは絶妙なワンツーでサネのゴールをお膳立てしており、1ゴール1アシストと目覚ましい活躍を披露した。
バイエルンは、90分にサネ、90+4分にフランス人FWマティス・テルが加点し、4-0で勝利。王者の貫禄を見せつけた。18日、ドイツメディア『スカイスポーツ』は、試合後のケインのインタビュー内容を紹介。30歳のFWは、新天地で好結果を出せたことに対する喜びを語った。
「完璧なスタートだよ。試合に出るのが待ちきれなかったからね」
「ここ4、5年のプレーを見れば分かると思うけど、僕は低い位置まで落ちてリンクプレーをするのが好きなんだ。でも、何よりもまず僕は9番だし、ボックスに入ってゴールに絡まないといけない」
後半、ケインは足の筋肉に軽度の痙攣を起こしていた。このことについて「これまでの疲れが出たのか?」と問われたケインは「そうだと思う!(笑)」と笑い、プレシーズン終盤の負荷をはじめとする様々なことが影響したと語った。
「環境全体が変わったからね。家族のこととか、いろいろなことがあったから。試合の最後の方はちょっと筋肉が痙攣していたんだ」
トッテナムからバイエルンに移籍したことで、ケインは初めて国外リーグを戦っている。ブンデスリーガ初体験は、ケインにとって有意義なものとなったようだ。
「両チームのファンは試合中ずっと素晴らしかった。僕が経験してきたプレミアリーグの雰囲気とは本当に違っていたね。僕たちのファンも素晴らしかったけど、相手のファンも素晴らしかった」
「僕は本当にこの経験を楽しんでいるし、勝利をつかんで帰ってこられたことをただ嬉しく思っているんだ」
By サッカーキング編集部
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