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独移籍のチェイス・アンリが会見、”先輩”遠藤&伊藤の勧誘も明かす クラブ幹部は「謙虚な努力家」と評価

尚志高校でシュトゥットガルト加入会見を行ったチェイス・アンリは両親と記念撮影 [写真]=川端暁彦

 8日、福島県の尚志高校にてU-21日本代表DFチェイス・アンリのシュトゥットガルトへの加入決定会見が行われた。

 会見冒頭、かつてドルトムントで辣腕をふるい、香川真司を見出したことでも知られるシュトゥットガルトのスヴェン・ミスリンタートSDは「ヨーロッパの様々なクラブからオファーを受ける中でウチを選んでもらえて幸せです」と述べ、日本と米国で育った逸材を招き入れられた喜びを率直に語った。

 一方、チェイスは冒頭で「尚志の先生たちに感謝したい」とした上で、シュトゥットガルトから正式なオファーが届いたときは「本当にすごく嬉しくて実感も湧かなくて、『本当に大丈夫なのかな』と思った」と振り返った。

 また加入を決めた要因として、クラブの施設が充実して、セカンドチームも保有するなど「もっと上手くなれる環境」にあることに加え、MF遠藤航とDF伊藤洋輝という二人の日本人先輩選手たちから「こっちに来なよ!」と声を掛けられて背中を押されていたことも明かしている。

 すでに2週間の練習参加を経た上での決定であり、チームの雰囲気なども把握済み。ミスリンタートSDは能力の高さに加え、「謙虚な努力家で、実際に話してみて素晴らしい人間性を持っていることが分かった」ことも獲得に動く要因になったと語っている。

 チェイスが「第二のお父さん」と慕う尚志の仲村浩二監督は「初めて会ったとき、ここまでの選手になるとは思わなかった」と笑いつつ、「言われたことを素直に聞いて取り組んでいく姿勢があった」ことがブレイクスルーの要因にあったとコメント。また父・レジナルドさんも「こんなことになって私もみんなと同じようにビックリしています」と笑いつつ、「おごることなく、ベストの自分に至ることを目指し、チームと指導者を常にリスペクトするように言ってきました」と、愛する息子に掛けてきた言葉を明かした。

 チェイスは4月中旬には渡独し、現地でトレーニングを開始する見込み。現在は国際運転免許の取得に向け、最後の試練に挑んでいるという。中学1年生から本格的にサッカーを始め、謙虚に努力を重ね、チャレンジしながら改善を続けてきた日本サッカー期待の大型CBが、欧州での戦いへ挑むこととなる。

取材・文=川端暁彦

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