(左)兄キリアンと(右)弟イーサン [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペの弟であるMFイーサン・エンバペがリーグ・アンデビューを果たした。20日、クラブ公式サイトが伝えている。
リーグ・アン第17節が20日に行われ、PSGはメスと対戦。49分にヴィティーニャのゴールで先制すると、60分にはK・エンバペが狙い澄ましたコントロールショットを沈める追加点をマーク。72分には1点を返されたものの、83分に相手のパスを奪ったK・エンバペがダメ押しゴールを決め、3-1で勝利を収めた。
今シーズンここまで4試合でベンチ入りを果たしていた弟のE・エンバペはこれまで出場機会はなかったものの、5試合目のベンチ入りとなったこの試合で90+2分から途中出場を果たし、リーグ・アンデビューを飾った。なお、PSGのクラブ公式サイトによると、17歳の誕生日1週間前(実際は9日前)にデビューを果たした同選手は同クラブを代表して出場する504人目の選手になったという。
また、12月20日はK・エンバペの25歳の誕生日で、データサイト『OPTA』によると、同選手は今シーズンのリーグ・アンで初めて自身の誕生日に得点を決めた選手になったことも伝えられており、エンバペ一家にとっては記念すべき一日となった。
試合後、デビューを果たしたE・エンバペは「特にここパルク・デ・プランスで、サポーターの前でデビューできたことは最高の気分だ。とても嬉しいし、さらに増えていくことを願っている。兄にとって素敵な誕生日プレゼントになったと思う。僕自身と同様に彼にとっても嬉しく思っている。彼は素晴らしい2ゴールを決めたし、きっと喜んでいるだろうね!」と語った。
また、K・エンバペも「とても嬉しいよ! イーサンにとって素晴らしいことだけど、兄である僕にとってはさらに素晴らしいことなんだ。僕にとって特別な日になるだろうと思っていたし、この試合は僕の思い出に長く残るだろう。たとえ、勝利や得点を決めることが常に特別なことであっても、今夜はイーサンがベンチから出場したことが最も重要なことだった。素晴らしい一日になったよ!」と喜びを爆発させている。
By サッカーキング編集部
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