緊急入院したラベッシ氏 [写真]=Getty Images
かつてナポリなどで活躍した元アルゼンチン代表エセキエル・ラベッシ氏が、緊急入院したようだ。20日、複数のアルゼンチンメディアが伝えている。
現在38歳のラベッシ氏は、エストゥディアンテス、ジェノア、サン・ロレンソでのプレーを経て2007年にナポリへと加入。2010-2011シーズンにはクラブをチャンピオンズリーグ進出圏内の3位に導くと、2012-13シーズンからはパリ・サンジェルマンでプレーした。その後は、河北華夏に活躍の場を移し、2019年11月に現役引退を発表した。
そんなラベッシ氏だが、19日の早朝に緊急搬送され、現在はアルゼンチン国内で緊急入院を余儀なくされているようだ。同氏は、腹部の傷と鎖骨の骨折を負っている模様で、同日の夜には首都であるブエノスアイレスに移送されたという。
これに対し、『EL OBSERVADOP』は負傷の原因が親族間によるトラブルと報道。「警察関係者が、ラベッシ氏と親族が金銭問題で口論になり刺されたことを認めた」と伝えている。一方で、親族は異なる証言を残しているようで、『TyC Sports』は、「親族関係者によると、ラベッシ氏が自宅の電球を交換しようとして梯子から滑り落ちた」と記載。転倒した際に肩が家具に当たり、骨折や切り傷を負ったと伝えた。
なお、ラベッシ氏が最初に運ばれた病院に務めるマリア・デル・カルメン・ロレンテ医師は、「彼は安定しており、すでに検査を終えている。外傷専門医も診察済みで、今のところ手術の予定はない。固定された状態で数時間は様子を見ることになる」と命に別状はないとコメント。気になる負傷の原因については、「救急車が彼を運び、転倒してケガをしたのがイベント、パーティーでのことだったので警察が呼ばれた。それ以上のことは言えない」と明言を避けつつ、腹部の傷については、「表面的なケガだ」と語っている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト