カシージャス氏(手前)はモウリーニョ(右)よりもアロンソ(左)復帰を希望? [写真]=Getty Images
現役時代にレアル・マドリードなどで活躍した元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏が、古巣の現状に言及した。8日、スペイン紙『アス』が報じた。
バルセロナとの“エル・クラシコ”を目前にして、チームの雰囲気は最悪だ。練習中にヒートアップしたウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデとフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが激しい口論を繰り広げ、その際に打撲と裂傷を負ったバルベルデは外傷性脳損傷でバルセロナ戦を欠場へ。クラブは両選手に対して罰金50万ユーロ(約9200万円)を科した。
そんななか、カシージャス氏はエスパイ・モビスターの“エル・クラシコ”のイベントに元バルセロナの主将カルレス・プジョル氏とともに出席。2人は当然、バルデベバスで起きた騒動に対するコメントを求められた。
カシージャス氏は「すべては循環しているんだ。今は物事がうまくいっていないが、私たちは皆サッカー選手であり、勝ちたいと思っている。時にはこうした困難な時期が訪れるものだ」と古巣の現状が芳しくないことを認めつつ、「一つ言わせてほしい。こうした状況を経験することで、物事が順調な時の価値をより深く理解できるようになることもある。レアル・マドリードは国際サッカー連盟(FIFA)も認める歴史上最高のクラブだ。つまり、常に世間の注目を浴びている。レアル・マドリードは立ち直る。どんな問題にも解決策はある」と、雨降って地固まることを願っている。
また、プジョル氏も「確かに、親友とさえ大喧嘩をしたことはあるよ。ロッカールームではあらゆることが起こるし、もちろんバルサでもそうした経験はあった。勝利の後に勝利を重ねるのは常に難しい。エゴが前面に出てしまうこともあるが、ロッカールームでは全員が、チームが個人よりも優先されることを理解しなければならない。それをうまく管理できなければ、問題が生じるのだ」と言及した。
プジョル氏の指摘通り、前任のシャビ・アロンソ氏も、アルバロ・アルベロア監督も、エゴが肥大化した選手たちを掌握することができていない。現在は来シーズンからチームを率いる監督人事に注目が集まるなか、カシージャス氏は後任人事について、「私ならもう一度シャビ・アロンソと契約するだろうね」と予想の斜め上をいく回答。「私にとって彼は完璧な監督だった」と、新進気鋭の若手監督としてレアル・マドリードに復帰しながら無念の解任となったかつてのチームメイトを擁護した。
実際のところ、ジョゼ・モウリーニョ監督の復帰が現時点で有力と目されているが、現役時代にモウリーニョ体制で冷や飯を食わされたカシージャス氏は多くを語らず。「彼について聞かれても、僕は気にしないよ。彼とは辛い時期もあったけど、もう終わったことさ」とのみ答えた。
By サッカーキング編集部
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