左からファン・デル・サール、カシージャス、カーン、ブッフォン、バルテズ、ヤシン、ノイアー [写真]=Getty Images
フランス誌『フランス・フットボール』が読者に向けて行った「サッカーの歴史上最高のゴールキーパーは誰?」という投票の結果を発表した。
投票の数は2万4548。目の肥えたファンからの支持を受けた世界最高の守護神とはいったい誰なのか。1位は他に圧倒的な大差をつける結果となった。ランキングは次のとおり。
■10位:ペトル・チェフ(チェコ代表/アーセナル)(得票率:1%)
レンヌ、チェルシー、チェコ代表などで活躍してきた守護神。昨シーズンはポジション争いに敗れたが、今シーズンはアーセナルで復活。チェルシーでの元同僚のベルギー代表GKティボー・クルトワを抑えて入賞した。
■同率10位:ゼップ・マイヤー(元ドイツ代表)(得票率:1%)
ドイツ代表の伝説的ゴールキーパー。1972年欧州選手権、1974年ワールドカップ優勝のタイトルを持ち、引退後はコーチとして多くの弟子を育ててきた。
■同率10位:ゴードン・バンクス(元イングランド代表)(得票率:1%)
イングランドの伝説的なゴールキーパー。1966年ワールドカップ優勝、そして1970年にはペレの決定的なヘディングを防いだ伝説的セーブを見せた。事故によって目を失い引退を余儀なくされたことでも有名である。
■同率10位:ピーター・シルトン(元イングランド代表)(得票率:1%)
ゴードン・バンクスの跡を継いだ男ピーター・シルトン。イングランド代表125試合出場は未だに最高記録であり、ディエゴ・マラドーナに神の手ゴール、5人抜きゴールを決められたことでも知られている。
■同率10位:リカルド・サモラ(元スペイン代表)(得票率:1%)
スペインの伝説的なゴールキーパー。1978年に亡くなった彼の名前は、未だリーガ・エスパニョーラの最優秀選手に当たる「サモラ賞」に使われている。歴史上最高レベルの選手だったと伝えられる人物だ。
■同率8位:ピーター・シュマイケル(元デンマーク代表)(得票率:2%)
マンチェスター・Uでの活躍により、世界的なゴールキーパーとしてその名を知らしめたデンマークの巨人。息子のカスパー・シュマイケルも同じくGKとしての道を選び、現在はレスターで日本代表FW岡崎慎司らとともに旋風を巻き起こしている。
■同率8位:ディノ・ゾフ(元イタリア代表)(得票率:2%)
1968年欧州選手権、1982年ワールドカップ優勝の経験を持つイタリアの伝説的キーパー。先日病気と闘っていることが明かされ、健康問題が心配されている。
■7位:エドウィン・ファン・デル・サール(元オランダ代表)(得票率:3%)
足技にも長けており攻撃面でも武器になる。現在のゴールキーパー像を形作ったとも言われるオランダ人GKが7位となった。やや低い評価になったのはユヴェントスで失敗したことが影響しているのかもしれない。
■5位:イケル・カシージャス(スペイン代表/ポルト)(得票率:6%)
レアル・マドリード、そしてスペイン代表で長く存在感を発揮していたカシージャス。プロフェッショナリズムや人格にも高い評価が与えられてきた。
しかし、このところはレアル・マドリードでGKディエゴ・ロペス(現ミラン)にポジションを奪われたり、愛するクラブを追われるように去ったり、ポルトでは致命的なミスを経験したりとついていない。ユーロ2016での復活が期待されている。
■5位:マヌエル・ノイアー(ドイツ代表/バイエルン)(得票率:6%)
ファン・デル・サールが現代のGK像を造ったなら、ノイアーはこれからのGK像を見せている選手だ。
圧倒的な守備範囲、そしてスローイング。一件危険な飛び出しにより、危険なところを未然に防いでしまう。後々、GKの時代を変えた選手と言われるかもしれない。
■3位:レフ・ヤシン(元ソヴィエト連邦代表)(得票率:7%)
「黒蜘蛛」の愛称を持つ、世界の歴史上最高と呼ばれるゴールキーパーだ。現在FIFAワールドカップの最優秀GK賞にも彼の名前が冠されている。
1999年に選定された20世紀の偉大なサッカー選手100人では11位にランクイン。ソヴィエト連邦のみならず、全世界でもその能力を崇拝された偉大な守護神である。
1990年に60歳という若さで死去したが、キャリアの全てを過ごしたディナモ・モスクワには彼の銅像が建てられており、ファンは今も歴史を紡ぎ続けている。また、現在までバロンドールを獲得したことがある唯一のGKでもある。
■同率3位:オリヴァー・カーン(元ドイツ代表)(得票率:7%)
近年の「闘将」といえばオリヴァー・カーン。最後方から強烈な迫力の声と顔でチームを鼓舞し、魂と技術両面でゴールを守り続けた「タイタン」である。
ついにワールドカップ優勝には手が届かなかったものの、2002年大会では最優秀ゴールキーパー、最優秀選手賞を獲得し、個人としては世界の頂点に立った。
現在はビジネスの勉強を行いつつ指導者への道を歩んでいる。
■2位:ファビアン・バルテズ(元フランス代表)(得票率:17%)
フランスで行われたアンケートであるということで、やはり同国最高の守護神と言われたファビアン・バルテズがランクイン。
大柄な体格ではなかったが、圧倒的な反射神経と機動力を武器にシュートを弾き続け、フランス代表に1998年ワールドカップ優勝、ユーロ2000優勝という栄光をもたらした。
引退後は珍しいことにモータースポーツのドライバーをやってみたり、地元に近いクラブのリュゼナックでジェネラルディレクターを務めるなど、多方面で活躍している。
■1位:ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア代表/ユヴェントス)(得票率:44%)
全体の約半数という圧倒的な得票数で首位に選ばれたのはブッフォン。17歳でデビューを果たし、19歳でイタリア代表に選出され、それからもう20年が経過したが、彼のキャリアには大きな変化はない。
常に高いパフォーマンスを見せ、健康ならレギュラーで起用され、そしてチームを鼓舞する。イタリア代表の最多出場数も塗り替えてなお、その記録を伸ばしている最中だ。
2018年のワールドカップ・ロシア大会で現役を引退する意向を表明しており、40歳までにはキャリアを終えるとみられる。ブッフォンのプレーをリアルタイムで見られるのはあとわずかかもしれない。
(記事提供:Qoly)
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By Qoly