PSGに所属するアセンシオ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオに同クラブ退団の可能性が浮上しているようだ。16日、スペイン紙『アス』が伝えている。
今季はPSGで出場時間が減少し、直近の公式戦10試合でわずか18分間しかプレーしていないアセンシオ。2026年6月まで現行契約を残す同選手だが、2年目の今シーズンは指揮官を務めるルイス・エンリケ監督の信頼を失いつつある。『アス』は、アストン・ヴィラを含む複数のクラブが関心を寄せていると主張し、今冬の移籍市場におけるアセンシオ退団の可能性を指摘した。
一方、アセンシオはPSGで1080万ユーロ(約17億円)という高額な年俸を受け取っているため、「選手が減俸を決断しない限り、最も妥当なシナリオはレンタルになる」とも主張。ユヴェントスへのレンタル移籍が濃厚と報じられるフランス代表FWランダル・コロ・ムアニとともに、アセンシオもPSGからローンで送り出される可能性があると説明している。
現在28歳のアセンシオはマジョルカの下部組織出身で、2013年にトップチームデビューを果たした。2014年12月に強豪レアル・マドリードにステップアップし、以降はマジョルカとエスパニョールへのレンタル移籍を経験。2017-18シーズンには、“白い巨人”の一員として公式戦53試合出場11ゴール7アシストをマークした。以降も出場機会を掴みながら同クラブで活躍を続けたが、2023年7月にPSGへの加入を決断。フランスの地では、ここまでの約1年半で公式戦46試合出場7ゴール11アシストを記録している。
By サッカーキング編集部
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