アル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマール[写真]=Getty images
アル・ヒラル（サウジアラビア）に所属するブラジル代表FWネイマールが“古巣”サントスに復帰する可能性があるようだ。19日、ブラジルメディア『Globo』が伝えている。
現在32歳のネイマールは、2009年にサントスでプロデビュー。2011年には南米年間最優秀選手賞を受賞し、名実ともに王国を背負って立つ逸材として世界中から注目された。2013年に加入したバルセロナでは、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスらと強力な攻撃陣を形成し、ラ・リーガやチャンピオンズリーグ（CL）制覇など数々のタイトル獲得に貢献。その後パリ・サンジェルマンに移籍し、6シーズンプレーした後、2023年にサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルへと加入した。
サウジアラビアでも活躍が期待されたが、負傷やコンディション不良によりここまで2シーズンで7試合の出場にとどまっている。今月17日には、複数メディアから外国籍選手枠の問題で今季後半戦のリーグ戦メンバーからネイマールが外されることが濃厚だと報じられ、今冬での退団が指摘されていた。
メッシやスアレスも所属するメジャーリーグ・サッカー（MLS）からの関心も取り沙汰されていた中、『Globo』によれば、“古巣”サントス復帰が有力なっているようだ。ネイマールとサントスは個人間で合意しており、アル・ヒラル側との交渉を残すのみとのこと。しかし、ネイマールとアル・ヒラルはサラリー上の問題を残しており、同選手はその莫大な金額を諦めるつもりはないとも指摘されている。
ドイツメディア『スカイ』も、契約満了となる今季終了を待たずして即刻アル・ヒラルを退団する可能性があると報じており、ネイマールのサントス復帰を有力視している。
果たして、ブラジルの至宝と呼ばれた“クラッキ”は、輝きを取り戻すために母国へ復帰することになるのだろうか、注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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