バイエルンが関心を寄せる(左)ムキエレと(右)ダイアー [写真]=Getty Images
バイエルンが今冬の移籍市場でのDF補強に向けた動きを強めているようだ。7日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
前人未到の12連覇を目指すブンデスリーガで12勝2分1敗・勝ち点「38」の2位につけ、チャンピオンズリーグ(CL)では5勝1分無敗の成績でグループステージ突破を決めたバイエルン。まずまずの成績でシーズン前半戦を終えたものの、チームを率いるトーマス・トゥヘル監督やクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)が最終ラインの選手層を不安視していることから、今冬の移籍市場ではDFの補強に乗り出す可能性が高いと報じられている。
同クラブが熱烈な関心を寄せているのが、バルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、バイエルンが同選手の獲得に向けて7000万ユーロ(約110億円)から8000万ユーロ(約126億円)を支払う準備があると指摘。現時点で今冬の獲得の可能性はそれほど高くないが、来夏以降を見据え今後も動向を注視していくことが予想されている。
また、アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムで出場機会を減らすイングランド代表DFエリック・ダイアーもトゥヘル監督が関心を寄せている選手の1人。バイエルンは昨年夏から同選手の動向を注視していたとのことで、現時点で選手側と既に口頭合意が成立しているという。ダイアー本人もブンデスリーガ行きを希望しており、今冬の移籍市場での契約締結の可能性が高まっているようだ。
さらに、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表DFノルディ・ムキエレについても、今冬の獲得が本格的に検討されているという。トゥヘル監督をはじめとしたクラブ幹部は、センターバック(CB)と右サイドバック(SB)で起用可能な同選手のユーティリティー性を高く評価しており、買い取りオプションが付随したレンタルオファーを提示したとも報じられている。なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買い取りオプションは2500万ユーロ(約39億円)を超える金額となる可能性が高いようだ。
様々な選手への関心が明らかになっているバイエルン。果たしてどの選手をスカッドに加えることになるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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