首位通過の重要性を強調したFWサムエウ・リーノ [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードのFWサムエウ・リーノが、13日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループE最終節ラツィオ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
CL・グループE第5節終了時点で突破を確定させている首位アトレティコ・マドリードは、最終節で2位ラツィオと対戦すると、FWアントワーヌ・グリーズマンとFWサムエウ・リーノのゴールで2－0の勝利。ラツィオの追走を振り切り、首位で決勝ラウンドに進出する。
ラツィオ戦でも左サイドで躍動し、1得点1アシストを記録したリーノ。UEFA選出のマン・オブ・ザ・マッチ（MOTM）に輝いた同選手は「チーム全体が素晴らしい試合をした。僕はMOTMを受賞したけど、重要なのは勝つこと、そして首位で通過することなんだ」と強調。続けて「監督が試合前に『楽しめ』と言ってくれたし、ウイングとして、あるいはどのポジションであっても、アトレティコのシャツを着ることを全力で楽しみたい。ここにいることは夢。幸せになりたいね」と思いを馳せた。
アトレティコ・マドリードはこの結果、ラウンド16で他グループの首位との対戦を回避できるかつ、セカンドレグを本拠地で戦えるというアドバンテージを得た。何せ、昨シーズンから続く本拠地『シビタス・メトロポリターノ』での公式戦連勝記録が『19』にまで伸びるなど、圧倒的な強さを誇っているのだからなおさらだろう。リーノも「この試合に勝つこと、1位になることが重要だった。これでラウンド16のセカンドレグをホームでできる。順位と勝ち点3に非常に満足」としつつ、「僕たちの後ろにいるアトレティ（愛称）が後押ししてくれる。直接的に関わるわけではないけど、ここには彼らがいて、背中を押してくれるから、素晴らしい試合をしようという意欲が湧いてくるんだ」と明かしている。
今夏にレンタル先のバレンシアから復帰した同選手は、ここまで公式戦15試合に出場し3得点4アシストと好調だ。来年2月に決勝ラウンドの幕が上がるが、アトレティの声援を受けたリーノが、ビッグイヤーへと加速する。
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By サッカーキング編集部
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