メッシのPKを左に飛んでセーブしたマンCのGKハート [写真]=FC Barcelona via Getty Images
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのPKを止めたいのならば「ゴールキーパーは左に飛べ」とスペイン紙『マルカ』が25日に伝えている。
バルセロナは、24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでマンチェスター・Cと対戦し2-1で勝利。メッシは、後半ディショナルタイムにPKを手にしたが、マンチェスター・Cのイングランド代表GKジョー・ハートに止められてしまい追加点獲得とはならなかった。
メッシはこれまでにバルセロナで13本のPKを失敗している。その内2本は枠を外れ、2本はクロスバーもしくはポストに当たり、9本はゴールキーパーのセーブに遭っている。ゴールキーパーがセーブした9本のうち、実に7本はゴールキーパーから見て左に飛んだ時にセーブされた。今はバルセロナのチームメイトであるドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンも、アルゼンチン代表との親善試合の時に左に飛び、メッシのPKをセーブしている。
ゴールキーパーにセーブされた9本のうち、当時ビジャレアルに所属していた元スペイン代表GKディエゴ・ロペス(現ミラン所属)とレクレアティーボに所属していたスペイン人GKアシエル・リエスゴ(現オサスナ所属)だけ右に飛んでメッシのPKをセーブ。その2本以外は、ハートやバレンシアのブラジル人GKジエゴ・アウヴェスらは左に飛んで、メッシのPKをセーブしている。
また、イギリス紙『デイリーメール』によると、メッシは今シーズンのクラブの公式戦で6度のPKを行い3本を失敗。クラブと代表も含めたここ10回のPKでは、5回失敗でいずれも成功率は50パーセントとなっている。