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「小さい頃は野球選手を目指していた」“強肩”中野就斗がロングスローで2得点演出! 4月に左肩痛めるも「この日のためにケアしてきた」

2025.11.01

広島MF中野就斗 [写真]=金田慎平

 2025JリーグYBCルヴァンカップ決勝、サンフレッチェ広島が一気呵成の前半3得点で柏レイソルを下し、3年ぶり2度目のルヴァンカップ制覇を果たした。

 右ウイングバックのポジションで先発フル出場した中野就斗は「本当に嬉しいという一言です。ホッとしましたし、今までやってきて良かった」と自身初タイトルを噛み締めた。

 広島を優勝に導く大きな要因となったのが、中野の強肩を生かしたロングスローだ。まずは25分「(荒木)隼人くんが競り勝てるという自信あったみたいで『そのまま投げてこい』と言われました。そのまま投げて、いい形で入ってきてくれたので狙い通り」と均衡を破る荒木の先制点を演出。その後、東俊希の直接フリーキックで点差を広げると、前半アディショナルタイムに再び中野のロングスローから佐々木翔が落とし、最後はジャーメイン良がゴールネットを揺らした。「いい折り返しで得点につながったので、これも狙い通りだった」と“してやったり”の2得点だった。

 81分に失点を喫するも、その後は柏の追撃を許さず、3-1でタイムアップを迎えた。「守りに入ったら失点してしまうので、前からアグレッシブにサンフレッチェらしいサッカーをしようという話を(前半終了後のロッカールームで)しました。それを90分間通して体現できたことが勝利につながった」と振り返った。

 今季から本格的にロングスローワーを務める中野。4月頃に「左肩を痛めて、なかなか力強いボールを投げられなかった」時期もあったが、入念なケアを続け「この数週間で投げられるようになった」という。「このためにケアしてきたので、得点につながって良かった」と安堵の表情を浮かべた。ロングスローを複数本投げたことで肩へのダメージも懸念されるが「小さい頃は野球選手を目指していたので大丈夫(笑)」と答えてくれた。

 なお、この試合のMVPには先制点の荒木が選出された。「MVPだと思いましたか?」という問いには「僕だと思ってました!」と即答。「いや、嘘です(笑)。隼人くんかなと思いました。優勝できたので良いです!」と最後まで笑顔だった。

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By 三島大輔

サッカーキング編集部

サッカーキング編集部所属。 週刊J2&月刊J3 MC。Jリーグ&ブラジルサッカーウォッチャー。

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