2022-23シーズンのWEリーグを制した三菱重工浦和レッズレディース [写真]=須田康暉
WEリーグおよび三菱重工浦和レッズレディースは22日、「AFC Women’s Club Championship 2023 Invitational Tournament」の決勝戦が中止になったことを発表した。
「AFC Women’s Club Championship 2023 Invitational Tournament」は、女子クラブのアジアナンバーワンを決定する「AFC Women’s Champions League 2024」のプレ大会として昨年11月から開催。三菱重工浦和レッズレディースは2022-23シーズンのWEリーグ王者として参戦し、グループリーグA組を3戦全勝の首位で終え、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)との決勝に駒を進めていた。
国際タイトル獲得への期待も膨らんでいたなか、アジアサッカー連盟(AFC)により決勝戦を実施しない決定が下されたとのこと。決勝戦の開催予定に伴い、3月27日(水)の平日開催となっていたWEリーグ第20節については、他の5試合の開催週(5月11日、12日)への日程変更が困難なことから、予定通りそのままの日程での開催となるという。
WEリーグは今回の決定を受け、同大会の出場クラブである三菱重工浦和レッズレディース、およびWEリーグ第20節の対戦相手であるルビレックス新潟レディースの両チームに向けて「代替日程の日程調整をはじめ、過密日程でのご負担をおかけしたこと、また両チームのファン・サポーターの皆さまにも平日開催となることにつきまして、お詫び申し上げます」としつつ、「本決定および通達方法については大変遺憾であり、JFAとともにWEリーグとして、AFCに対しては決勝開催中止についての経緯、なぜこのタイミングでの通達となったのかなどの説明を要望してまいります」と発表している。
また、三菱重工浦和レッズレディースもクラブ公式サイト上で次のような声明を発表している。
「2024年に開催予定ということで、クラブとしても準備を進めていただけに大変残念ではございますが、この状況を受け入れ、まずはリーグ優勝に向けて取り組みを進めます。また『2023-24WEリーグ第20節』を前倒しし、平日に実施予定となっている3月27日(水)のホームマッチは、日程変更することが難しく、予定どおり開催させていただきます」
「アルビレックス新潟レディースをはじめ、ファン・サポーターや関係のみなさまにはご迷惑をおかけしますことをお詫びいたします。引き続きのサポートを、どうぞ、よろしくお願いいたします」
By サッカーキング編集部
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