中村敬斗の決定機など拮抗した前半[写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026・グループF第1節が現地時間14日に行われ、オランダ代表と日本代表が対戦した。
8大会連続8度目のワールドカップで「最高の景色を」目指す日本代表。重要な初戦ではお馴染みの「3-4-2-1」の布陣を採用し、GKに鈴木彩艶。最終ラインには右から渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝を並べた。中盤のダブルボランチには佐野海舟と鎌田大地が入り、ウイングバックは右に堂安律、左に中村敬斗。注目のシャドーは久保建英と前田大然の組み合わせに。最前線には上田綺世が入った。
対して2大会連続12度目の本大会出場となるオランダ代表。ロナルド・クーマン監督は直前のテストマッチとなったウズベキスタン代表と全く同じメンバーとともに[4-3-3]の布陣を採用。GKにバルト・フェルブルッヘン、4バックは右からデンゼル・ダンフリース、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、フィルジル・ファン・ダイク、ミッキー・ファン・デ・フェンを起用。中盤はフレンキー・デ・ヨングのアンカーに、ライアン・フラーフェンベルフとタイアニ・ラインデルスのインサイドハーフ。3トップは右からクリセンシオ・サマーフィル、ドニエル・マレン、コーディ・ガクポが並んだ。
緊迫感のある形でスタートした試合は開始3分にいきなりのピンチ。ボックス手前左からガクポに斜めのパスをボックス内のマレンに差し込まれると、鋭い反転シュートを打たれるが、これはGK鈴木彩の好守で凌いだ。
以降はオランダにボールを持たれながらミドルブロックで構えて応戦する日本。その中でも左サイドの前田、中村の左サイドのコンビを軸にいい形でクロスも供給。ただ、これに対してオランダも守備時5バックの形で蓋をする対応を見せた。
互いに相手の出方を確認した後は想定どおり、オランダがボールを保持して日本がメリハリを利かせた守備で応戦し、中盤の攻防を軸に拮抗した展開が続いていく。
ハイドレーションブレークを経て修正を施した日本は前半半ば過ぎにようやくファーストシュート。28分、ボックス内で収めた中村のマイナスの落としに反応した伊藤が左足でミドルシュートを放つが、これは惜しくも枠を外れた。
これをきっかけに押し返したいところだったが、オランダも簡単に主導権を譲ってはくれない。33分にはカウンタープレスを受けてボックス右に侵入したマレンに折り返しを許すが、ここはDF谷口の見事なカバーリングで阻止。ただ、直後の右CKではラインデルスのクロスをゴール前のマレンに頭で合わせられるが、ここは再びGK鈴木彩がきっちりコースに入って対応した。
しばらくの劣勢を凌ぐと、前半終盤には日本の時間が訪れる。佐野の中盤でのボール奪取からいい形のカウンターを仕掛ければ、43分には右に流れた上田のクロスをボックス内で絶妙なファーストタッチで収めた中村がニア下を狙って蹴り込むが、これはわずかに枠の左へ外れる。さらに、直後のリスタートでも鎌田のスルーパスに反応した上田がボックス右で右足を振り抜くが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。
自分たちの時間帯で仕留め切るには至らなかったが、GK鈴木彩の好守や粘りの守備でプランどおりの無失点を継続しつつ、チャンスまで持ち込む悪くない内容でゴールレスでの折り返しとなった。
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By サッカーキング編集部
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