独占取材に応じてくれた塩貝
2024年夏にオランダへ渡り、今シーズンはNECで途中出場が中心ながら12試合7得点を挙げ、冬にブンデスリーガのヴォルフスブルクへとステップアップを果たしたFW塩貝健人。
今年3月のスコットランド戦では途中出場して日本代表デビュー。アシストという数字も残し、5月15日に発表されるFIFAワールドカップ2026のメンバー入りへ、最後の駆け込みアピールをした。その塩貝に日本代表での活動、ワールドカップをどうとらえているかを聞いた。
インタビュー=小松春生
取材日=4月30日
本大会のメンバー発表前、最後の親善試合に滑り込む形で日本代表入りを果たした塩貝は、「日本のトップ選手が集まる場所ですし、良い選手がたくさん揃っていて。そのうちの一人に僕がいる、なれていることが誇らしかったです。それぞれが自チームで活躍していて、もちろんクオリティも感じました。でも、自分も活躍して選ばれたうちの一人だと思っていましたし、やれないという気持ちはなかった。高いレベルの中で、良いパスもその分来るし、今まで積み上げてきたもの、長所はしっかり出せたと思います」と手応えは多くあったと振り返る。
代表デビューとなったスコットランド戦では78分から途中出場し、84分の伊東純也の決勝点をアシスト。本大会のメンバー選考へ、何とか最終便に乗り込めた。
「このチャンスを絶対に無駄にしないという気持ちで臨んでいました。スコットランド戦で、15分という多くはない時間でしたけど、僕の実績からして妥当な時間をいただいて、チャンスを与えられた以上、掴むしかないなと。本当は点が取りたかったですけど、アシストという結果を残せたので、悪くはなかったと思います」
「特別」と断言する日本代表としてのプレーもしっかりと思い描いている。塩貝は、「日本代表は毎回人が変わる、競争が一番激しい場所です。次、僕が呼ばれるかどうかも誰もわからない。ラストチャンスという気持ちで自分にプレッシャーをかけながら自分のプレーを出せたので後悔はないし、あとは監督が全部決めることです。もし選ばれたら僕が活躍する自信はあります。待つだけです」と力強く断言する。
そして、ワールドカップを経て、選手としてさらなる成長も誓っている。
「サッカーでこれ以上ない舞台だと思いますし、いろいろな国、選手がワールドカップだけのために懸けてきた思いがある。世界中の人が見ますし、この舞台で点が取れたらまた一つ景色が変わる。何としても出場したいですし、何としてもゴールを取りたい気持ちがあるので、メンバーも発表されていないし、自分が行くかもわからないですけど、楽しみな気持ちはあります」
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By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長
