日本代表のDF長友佑都(FC東京)が2日、メディア対応を行なった。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第1節中国戦を5日に控える日本代表。チーム最年長の37歳長友佑都は自身5度目の最終予選に臨む中、過去に2度も落としている初戦の難しさについて「最終予選は難しいと分かっていても、どこかで2次予選を簡単に勝ち抜いたとか、アジアは普通にやってればいけるみたいなのがある」と潜んでいる油断に触れつつ、「あとは欧州組が多く、今だと移籍関連で悩んでたりとか、チームで試合に出れなくてコンディションが上がってこないとか、そういう選手もいたりするので、この9月シリーズはすごく難しいです。僕自身もその辺りで、2回も痛い思いをしているから、気を引き締め、後輩たちにも伝えていく必要があります」と述べた。
また、今回から長谷部誠氏がコーチとして日本代表に入閣。チームメイトから、コーチと選手という関係性になったかつての“戦友”に長友は「違和感しかない(笑)。でも、選手の時よりもコーチの時の方がカッコいいですね。オーラが増しているような感じ」と告白。加えて「ハセさんがいるだけで落ち着きますし、スタッフと選手という立場ですが、代表をまとめるという部分での仕事はそこまで変わらないと思います」とコメントした。
さらに、同氏のコーチ就任については「全然、ビックリしませんでした。遅かれ早かれ、来るんだろうなというのは野生の勘で感じ取っていました」としつつ、「代表で長いことプレーしてきましたし、お互いに海外でもいろいろ経験してきました。僕自身は最終予選が5度目ですけど、酸いも甘いも噛み分けてきて、初戦で2度も負けたりしていますから、その経験を長谷部さんと一緒に後輩たちに伝えていきたいです」とチームに還元できることが多くなったと強調している。
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By サッカーキング編集部
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