エヴァートン加入が発表された籾木結花 [写真]=Getty Images
エヴァートンは11日、なでしこジャパン（女子日本代表）FW籾木結花が完全移籍加入することを発表した。背番号は「29」に決定している。
エヴァートンには昨年夏からMF林穂之香が在籍し、今夏には三菱重工浦和レッズレディースからDF石川璃音、BKヘッケンからDF北川ひかるが加入。籾木は今夏3人目の日本人新戦力、そして4人目の日本人所属選手となった。
1996年4月9日生まれで現在29歳の籾木は、2009年に日テレ・ベレーザ（現：日テレ東京ヴェルディベレーザ）の下部組織であるメニーナに入団し、2年後にトップチームでの初出場を飾る。主力としてなでしこリーグ5連覇に貢献すると、OLレイン（アメリカ）からの2度のレンタルを経て、2021年12月にリンシェーピング（スウェーデン）へ完全移籍で加入した。
2023シーズンのダームアルスヴェンスカン（国内リーグ）では24試合出場15ゴール7アシストという成績を残し、2年連続の女子チャンピオンズリーグ（WCL）出場権獲得に大きく貢献。個人としてもリーグの年間最優秀MFの称号を手にし、年間最優秀選手賞（MVP）の候補にも選出された。そして、2024年1月からはウィメンズ・スーパーリーグ（イングランド女子1部リーグ）のレスターでプレー。なでしこジャパンでは国際Aマッチ通算46試合に出場し15ゴールを挙げている。
エヴァートン加入に際し、籾木はクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「エヴァートンの一員になることができて本当に嬉しいですし、グディンソン・パーク（本拠地）でプレーできることにも興奮しています。グディンソン・パークのガイド・ツアーに参加し、様々なストーリーを聞きました。クラブの歴史の一部になれることを誇りに思いますし、本当に待ちきれません。女子サッカーは今、大きく成長していますし、イングランドにもエヴァートンにもそれをさらに成長させるという明確な目標があります。その野心が私をワクワクさせていますし、ここにきた理由でもあります」
By サッカーキング編集部
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