WSL第6節に出場した宮澤ひなた、林穂之香、北川ひかる、籾木結花 [写真]=Getty Images
ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL/イングランド女子1部リーグ)第6節が12日に行われ、エヴァートンとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。
ここまで5試合を終えてわずか1勝と苦しむエヴァートンが、3勝2分と無敗を維持しているマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えた一戦。両チームにはなでしこジャパン(日本女子代表)で活躍する選手も在籍しており、この試合ではエヴァートンの北川ひかる、林穂之香、籾木結花、マンチェスター・ユナイテッドの宮澤ひなたがスタメンに名を連ねた。一方、エヴァートンの石川璃音はメンバー外となっている。
試合の均衡が破れたのは16分、エヴァートンが敵陣右サイドの深い位置でFKを獲得すると、籾木が左足でインスイングの鋭いボールを供給。GKが弾いたこぼれ球を後方から詰めてきた林がダイレクトで蹴り込み先制に成功した。林にとっては今シーズン初ゴールとなっている。
ビハインドを負ったマンチェスター・ユナイテッドは前半を無得点で終えるも、62分に試合を振り出しに戻す。宮澤の絶妙なスルーパスにメルバイン・マラードが抜け出すと、一度は相手GKの好セーブに阻まれるもこぼれ球を自ら押し込みネットを揺らした。8分後には敵陣右サイドでFKを獲得し、ゴール前の混戦から北川のクリアミスがオウンゴールとなって逆転に成功する。
さらに84分と89分にはかつてエヴァートンに所属していたジェス・パークが2点を追加し、試合は1-4で終了。逆転勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッドは勝ち点を「14」まで伸ばし、チェルシー、マンチェスター・シティに次ぐ3位につけている。一方のエヴァートンは5戦未勝利となり、12チーム中10位となった。
次節は11月2日に行われ、エヴァートンは土方麻椰が所属するアストン・ヴィラ、マンチェスター・ユナイテッドは南萌華、角田楓佳、清家貴子が所属するブライトンと対戦する。
By サッカーキング編集部
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