パリ五輪・グループC第3節ナイジェリア戦のスターティングメンバー [写真]=Getty Images
JFA(日本サッカー協会)は18日、10月26日に予定されている「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー23名を発表した。
“新生”なでしこジャパンが、新たなスタートを切る。今夏に行われたパリオリンピック2024(パリ五輪)にて、なでしこジャパンは初の金メダル獲得を目指していたが、グループCを2位通過した後、準決勝でアメリカ女子代表に0-1で敗北。悲願達成とはならなかった。同大会の終了後、東京五輪後から指揮官の座に就いた池田太監督の退任を発表していた。
現時点で後任は決まっていないなかで、パリ五輪後初の国際親善試合にあたる「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」では、アジアのライバルである韓国女子代表と対戦することが決まった。会場は『国立競技場』で、14:20キックオフ予定。 TBS系列における全国ネット生中継が決まっている。
同試合では、かつて約8年間に渡ってなでしこジャパンを指揮し、FIFA女子ワールドカップドイツ2011制覇やロンドンオリンピック2012(ロンドン五輪)準優勝に導いた佐々木則夫氏が監督代行を担当。加えて、元日本代表DF内田篤人氏が代行コーチを務めることも発表されている。
そんな佐々木監督は18日、韓国女子代表との一戦に臨むなでしこジャパンのメンバー23名を発表。DF熊谷紗希、MF長谷川唯、FW田中美南らの主力が順当に選出された。また、GK大熊茜、DF遠藤優、FW土方麻椰、FW松窪真心は今回が嬉しい初招集となっている。
なでしこジャパンと韓国女子代表の過去の対戦成績は、18勝11分4敗(78得点30失点)で、なでしこジャパンが大きく勝ち越している。直近の対戦は2022年7月19日に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会の第1節で、当時の国内組を中心にメンバーが構成されたなか、MF宮澤ひなたとMF長野風花の得点により2-1で勝利していた。韓国戦は2016年3月2日以降7戦負け無し(4勝3分)が続いている。『国立競技場』における韓国戦の開催は、2007年6月以来のこととなる。
なでしこジャパンの「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」に臨むメンバー23名は下記の通り。
◼︎なでしこジャパン
▼GK
1 山下杏也加(マンチェスター・シティ/イングランド)
12 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
23 大熊茜(INAC神戸レオネッサ)※初招集
▼DF
4 熊谷紗希(ローマ/イタリア)
2 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
13 北川ひかる(BKヘッケン/スウェーデン)
5 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)※初招集
3 南萌華(ローマ/イタリア)
21 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
18 小山史乃観(ユールゴーデン/スウェーデン)
6 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)
▼MF
8 清家貴子(ブライトン/イングランド)
14 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
10 長野風花(リヴァプール/イングランド)
7 中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)
15 藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)
17 浜野まいか(チェルシー/イングランド)
16 谷川萌々子(ローゼンゴート/スウェーデン)
▼FW
11 田中美南(ユタ・ロイヤルズ/アメリカ)
19 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)
9 植木理子(ウェストハム/イングランド)
20 土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)※初招集
22 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)※初招集
By サッカーキング編集部
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