磐田が平川怜を完全移籍で獲得 [写真]=三浦彩乃
ジュビロ磐田は30日、ロアッソ熊本からMF平川怜が完全移籍加入することを発表した。
現在23歳の平川は、FC東京の育成組織出身。2017年にプロデビューを果たしたが、トップチームでは出場機会に恵まれず、鹿児島ユナイテッドFC、松本山雅FCへの期限付き移籍を経て、2022年夏に熊本へ完全移籍した。
熊本では攻撃の中心として活躍し、2年目の2023シーズンからはキャプテンに就任。今季は明治安田生命J2リーグで41試合に出場し、7得点9アシストをマークした。
各世代別の日本代表でもプレー経験を持つ平川は、磐田加入に際し、同クラブの公式サイトを通じてコメント。「ジュビロ磐田という歴史のあるクラブの一員になることができて、とても嬉しいです。J1の舞台で皆様と共に戦えることに、とてもワクワクしています。これからよろしくお願いします」と意気込みを示した。
また、熊本のクラブ公式サイトを通じては、次のようにコメント。同クラブへの感謝をつづった。
「ロアッソ熊本に関わる全ての皆様、この度ジュビロ磐田に完全移籍することになりました。今シーズンはキャプテンを任せてもらい、なんとしてもJ1に昇格するんだという気持ちでプレーしましたが、結果を出せずに悔しい気持ちがあります」
「ただ、昨シーズンのプレーオフ、今シーズンの天皇杯での戦いで、ロアッソ熊本の新たな歴史を作ったチームの一員であれたことを誇りに思います。このクラブに移籍してきて、大木監督をはじめとする素晴らしいスタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの皆さんに出会えたことで、自分自身の夢にまた挑戦できる機会を与えてもらえたと思っています」
「だからこそ、このクラブを離れることは寂しいですが、自信を持って、自分のサッカー人生を歩んでいきたいと思います。一年半という短い期間でしたが、自分にとってはもの凄く濃く充実した時間でした。本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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