今季11ゴールを決めている上田綺世[写真]=Getty Images
フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、今シーズン好調の理由を語った。25日、オランダメディア『NOS』が同選手のコメントを伝えている。
現在27歳の上田は、フェイエノールトで3シーズン目を迎え、今季は得点を量産。ここまでリーグ戦9試合で11ゴールを挙げ、得点ランキングをトップで独走しており、9月のクラブ月間最優秀選手にも選出されている。
『NOS』のインタビューに応じた上田は、ここまでの序盤戦を振り返り、「このような活躍をするために、いろいろな挑戦や経験をしてきました。さらに成長できるように取り組みを続けていきたい」と語ると、好調の要因に自身が「応援していた選手」と語るロビン・ファン・ペルシー監督の存在を挙げている。
「ファン・ペルシ監督のことをリスペクトしているし、彼も僕を信頼してくれている。それを実感できていることが好調の要因だし、自信を持ってプレーできている一番の理由だと思います」
また、加入2シーズンはメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの陰に隠れ、途中出場が中心の2年間だった。当時については「うまくいってない見え方もあったとは思いますが、この2年間は充実していました」とコメント。「クオリティを発揮できずにベンチにいたことは納得していた。どうやって成長し、どうやってプレータイムを1分間でも増やすか模索していた2年間だった」と明かしている。
最後に来夏開催されるワールドカップについても触れ、「ワールドカップでは優勝を目標に掲げています。それを実現して日本にサッカーを広めたいし、応援してくれるみなさんに期待に応えたいというモチベーションが大きいです」と意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
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